1年ぶり『大改造!!劇的ビフォーアフター』 100歳おばあちゃんの危険な独りぼっちの家が、笑顔あふれる賑やか家族の家に!
あの『大改造!!劇的ビフォーアフター』が約1年ぶりに復活! 100歳の母親、70代の長男夫婦、2匹の大型犬のために、家族たちが同居する予定の超不便で危険だらけの家を、”リフォームの匠”たちが大改造! 生まれ変わった家に驚き、長生きを決意した100歳おばあちゃんの笑顔にほっこりさせられる。
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3月10日に2時間スペシャルで放送された『大改造!!劇的ビフォーアフター』の依頼者は、亡き父の跡を継いで清水焼の絵付師になった長男だ。75歳の彼には、京都府京都市東山区の自宅で1人暮らししている100歳の母親がいる。母親が暮らす自宅は、築62年の木造2階建て。長男の工房を兼ねた住居で、彼はリフォーム後に妻と母親、そして2匹の大型犬と暮らしたいと考えている。
長男の母親の家は、そもそも高齢女性の1人暮らし自体向いていないほど不便で危険がいっぱい。洗濯機は室外にあり、台所は電気を消すと昼でも真っ暗、風呂場の浴槽はかなり深くて使いにくく、トイレは母親の寝室から遠い。そして、どこもかしこも入口に小さな段差がある。また、2階の作業場へ行く階段の角度は急で非常に危険だ。体重60キロを超える2匹の大型犬も、現在の間取りでは家族が飼いづらくて課題となっている。
そんな家族たちの同居の夢をかなえるために立ち上がったのは、”リフォームの匠”であり「三次元の冒険家」の異名をもつ一級建築士・西濱浩次氏だ。解体や配管工の経験がある元格闘家・魔裟斗と、元大工のお笑いコンビ・尼神インターの渚を加えた”ビフォーアフター工務店”は、問題だらけの家のリフォームに挑んだ。
ビフォーアフター工務店がリフォームした家は、見違えるほど素敵な仕上がりに! 段差をなくした玄関から母親の寝室には、安全のために手すりがついた。寝室を出たすぐ目の前にはトイレが移設されたので、尿意で夜中に目が覚めても安心だ。新しくなった洗面脱衣所と風呂場は広くて使いやすく、外にあった洗濯機の置き場が確保された。
絵付師である長男のための工夫も家中に施されている。自宅玄関前には、工房の名前が書かれたのれんが飾られていて、くぐって進むと作業場に直接出入りできる。作業場は2階から1階に移されたため、もう以前のように階段を上り下りする必要はない。もともとあった2階の作業場は絵付けの体験教室用の部屋となり、ここから1階の作業場は吹き抜けでつながっていて、便利な荷物用リフトが新たに設置された。
同居する長男夫婦の寝室、孫やひ孫が寝泊まりできる客間も作られ、さらには愛犬のための設備も整えられた。散歩後に足を洗う水場が玄関前に作られ、寝転ぶのにお気に入りの土間が1畳半から7畳に広がり、大型犬たちは嬉しそうだ。
もちろん母親と長男夫婦も、「便利になったもんやな~」「こんなに広くなるとは思わんかった~」「ホンマに素晴らしい」と大喜びだ。西濱氏から「まだまだ長生きしてもらわないとアカンですね」と微笑まれて母親は同意し、長男も「ちょっとでも長生きしてもらって、元気に過ごしてもらえれば……」と笑顔になった。母親が家族たちと新しい家で迎える101回目の春は、賑やかになりそうだ。
なお、3月10日に放送された『大改造!!劇的ビフォーアフター』は、動画配信サービスTVer・ABEMAにて無料配信中。