盗撮を繰り返し…もしかして殺人も? 台本無しの予測不能ミステリー、再び開幕

山奥の温泉宿「伊呂鳥荘」で、若い女性の遺体が発見された。女性を殺した疑いがあるのは、6人の宿泊客と1人の若女将だ。全員何かしら秘密を抱えているが、長期スランプ中の男性脚本家(生瀬勝久)は特に怪しい!? この宿で何度も女湯を盗撮していた彼が、「伊呂鳥荘・湯けむり殺人事件」の犯人なのか!?

©️ABCテレビ

「伊呂鳥荘・湯けむり殺人事件」は、体験型推理ゲーム「マーダーミステリー」を題材にしたドラマ『マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿』の第2弾(2022年3月放送)。「マーダーミステリー」とは、プレイヤー同士がその場で渡された設定を読み込んで殺人犯を探すという即興力や推理力が試される体験型推理ゲームだ。

2024年2月9日深夜に再放送された『マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿』の「伊呂鳥荘・湯けむり殺人事件『問題編』」には、劇団ひとり、剛力彩芽、生瀬勝久、ベッキーらキャストたちが出演した。このドラマには台本が無い。そのためキャストたちは、事前に与えられたキャラクター設定と「アリバイ」のみで即興演技を披露した。

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物語の登場人物は、全員容疑者! 疑心暗鬼にかられる中で、設定に応じたアドリブ演技が火花を散らすのだが…その中で「ある意味一番ヤバイ人物」は、生瀬勝久が演じた紫堂京介かもしれない。紫堂は、5年前からスランプで新作を発表できていない脚本家だ。若女将・白鳥蘭(ベッキー)とただならぬ関係なのも気になるが、それ以上に驚くのは彼が犯罪を繰り返していたこと! なんと、「創作のため」という理由で何度も女湯で客の裸を盗撮していたのだ。

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その事実を宿泊者たちから責められた紫堂は、形だけの謝罪をして全く反省無し!「ダメなことはわかっています。でも、それをやらないと私の創作意欲が沸かないんです!」などと言ってのけた。そんな彼に宿泊者たちは、「盗撮は犯罪でしょ」「反省してないんだ」「最低……!」とドン引きした。(※もちろんすべて即興演技)

いつものように女風呂を覗いた紫堂が、そこにいた被害者を口封じとして殺したのか? それとも、殺人犯はほかにいるのか? 事件の犯人がわかる『解決編』は、2月11日深夜に再放送される。

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なお、2月16日からは『マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿』の劇場版が公開される。劇場版には、テレビドラマ版キャストの劇団ひとりと剛力彩芽のほか、木村了、犬飼貴丈、文音、北原里英、松村沙友理、八嶋智人、高橋克典も出演する。キャストに与えられるのは、劇場版でもキャラクター設定と行動指示のみ。どんなストーリーが展開されるか、期待が高まる。

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