「楽しいことがあるときついのが耐えられなくなる」…主人公(清野菜名)が明かした本音に涙 友情が心にしみる『日曜の夜ぐらいは…』

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等身大の女性をリアルに演じる清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠。3人が演じる女子たちの友情が心にじんわり染みわたる。ご褒美に高いアイスを買って食べながら見たくなるドラマ『日曜の夜ぐらいは…』を無料配信中

何気ない日常を送る女子たちの友情を描くドラマ『日曜の夜ぐらいは…』が、4月30日より放送スタートした。あらゆることを諦めて母を支えるヒロイン(清野菜名)が涙ながらに本音を明かしたシーンや、心を閉ざしていた彼女が運命的な出会いで笑顔になっていく展開にグッとくる。

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毎週日曜よる10時から放送される『日曜の夜ぐらいは…』は、ヒューマンドラマの名手・岡田惠和が脚本を務めるオリジナル作品。ファミレスでアルバイトをする岸田サチ(清野菜名)、タクシー運転手の野田翔子(岸井ゆきの)、ちくわぶ工場に勤務する樋口若葉(生見愛瑠)ら女子3人の交流が描かれる。離れた場所に住んでいて互いの存在を知らなかった3人は、とあるラジオ番組のバスツアーで運命的な出会いを果たした。

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ヒロインのサチは、足が不自由な母親とふたり暮らし。生活を支えるためにファミレスのアルバイトを休みなく続けている。バイト先での会話は最低限。プライベートでも母親以外と話す人はいなそうで、サチは常に心の中にバリアを張っているように見える。第1話でそんなサチは、バスツアーで出会った翔子や若葉に振り回されながらも笑顔になっていった。女子3人が笑顔ではしゃぐ姿が微笑ましい一方で、再び日常に戻っていく彼女たちの悲しそうな表情に胸が苦しくなる。

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視聴者の心には、サチが初めて本音を明かした際のセリフも響いたのではないだろうか。「楽しいことがあるときついのが耐えられなくなる」「きついだけの方が楽なんだよ。何も考えなければいいんだし」「一緒にいて楽しい友達とかができるときつい」などといったサチのセリフからは、彼女が日頃さまざまなことを我慢していることがわかる。涙を流すサチに思わずもらい泣きさせられる……。

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サチだけでなく、翔子や若葉も人生に行き詰っており、彼女たちに共感した視聴者は多いだろう。Twitter上では、「セリフ刺さったしまた明日から生き抜こうって思えた」「楽しかった時間から現実に戻る瞬間、あの演者さんの演技に心掴まれて涙が止まらなかった」「タイトルの通り、”日曜の夜ぐらいは”と思える。大好きな友人たちを抱きしめたくなる」といった声が寄せられている。

イラスト:タテノカズヒロ(@tatenokazuhiro)

中には感想をイラストつきで投稿する視聴者も現れ、「日曜の夜、アイスかお茶か赤ワインか、何かちょっとだけご褒美になるものを用意しながら見たら、3人に背中をぽんと優しくたたいてもらえる、明日からの一週間への元気を出せる、そんなドラマだと思います。」と励まされたよう。早くも第1話から多くの人たちの心に刺さったようだ。

イラスト:渡辺裕子(@satohi11)

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