「ナレーションがオモロ過ぎて話入ってけえへん(笑)」初の代役にA.B.C-Z河合が緊張しっぱなし! 大阪メトロ中央線に“消えた線路”があるのなんでやねん!?

©️ABCテレビ

1日約230万人が利用するという大阪メトロ(大阪市営地下鉄)。その路線のひとつ中央線には、“消えた線路”があるらしい。消えてしまった線路とはいったい何なのか? A.B.C-Zの河合郁人と、ABCテレビアナウンサー・古川昌希がその謎を追った。

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この日の生放送のスタジオは、普段は「なんでやねん!?」のVTRにその場でナレーションをあてている古川アナが出張のため欠席。ということで、相方の河合が同コーナーのナレーションに初チャレンジした。VTRロケ時には決まっていたことらしく、スタジオでのナレーションのためにロケでも進行役を買って出ようとする河合だったが、古川アナから「何を勝手に進めてるんですか。ちょっとやめてくださいよ」とツッコまれるところから調査はスタートした。

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大阪メトロ中央線は、阿波座駅の西側から地上に出ると九条駅から大阪港駅までの間は高架上を走る。“消えた線路”はその間にある朝潮橋駅付近にあった。中央大通とみなと通が交わる地点で、道路の上方の高架では分岐した線路の一方だけがきれいにその先がなくなっているのだ。航空写真で上から見てみると、消えた線路はそのまま続いていればみなと通の上を走っていたように思え、その先は京セラドーム大阪方面という立地だった。

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ヒントを求めてみなと通を歩き始めた2人は、昭和20年創業の歴史ある赤丸食堂を訪れ店主に話を伺うことに。すると店主から明治半ばから昭和にかけて大阪市電の路面電車が走っていたという情報をキャッチする。しかし、今回の専門家である鉄道ライターの伊原薫さんに方向性を確認したところ、大阪市電とは直接的な関係はなかった。そのかわり、大阪メトロ中央線は開業当時大阪港・朝潮橋・弁天町の3駅だけだったこと、そして国鉄大阪環状線 弁天町駅の開業に合わせて造られたことを教えてもらった。環状線弁天町から大阪港方面に行く路線として造られたのが中央線だったのだという。

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さらに、“消えた線路”は“ある場所”に行くために分岐した、実際に存在した線路の名残だということもわかった。河合&古川アナは、ヒントがあるという中央線と環状線が再び交わる森ノ宮へと向かうことに。

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「“森ノ宮といえばコレ!”という場所がある」と聞いた2人は、駅の東側に多くそびえ立つ団地に目をつけた。昭和36年という時代背景を考えると、住宅造成が急務だったことを鑑み、“消えた線路”はかつて大阪港とそこで働く人々が暮らす住宅街をつなぐ専用の路線だったのでは?と予想を立てた。

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ここで答え合わせ。しかし、伊原さんの採点は「0点」。伊原さんが見つけてほしかったモノは団地のすぐ近くにある地図看板だった。地図にはたくさんの線路が載っており、そこには鉄道車庫らしき記載もあった。鉄道ファンにとって、森ノ宮といえば車庫。つまり、朝潮橋にも車庫があったということだった。

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伊原さんによると、開業当時3駅しかなかった中央線は、当然ながら森ノ宮まで繋がっていない。消えた線路は、その3駅のためだけに造られた高架上の車庫だったのだそうだ。古川アナはため息混じりで「みんながみんな、『森ノ宮といったら車庫』だとは思わないかもよ」と悔しそうにツッコんでいた。

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ところで、VTR冒頭では「(放送当日の代役ナレーションが)上手くいったら、もう(古川アナは)要らないよね」と大口を叩いていた河合だったが、その出来は果たして……? 視聴者からもX(旧ツイッター)で「ナレーションがオモロ過ぎて話入ってけえへん(笑)」とコメントが寄せられた情報番組『news おかえり』の人気コーナー「古川×河合のなんでやねん!?」11月28日放送回は、動画配信サービスTVerにて無料配信中だ。なお『news おかえり』は、毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中。

番組情報

河合&A.B.C-Z塚田×古川アナ「なんでやねん!?」(news おかえり)
毎週(火)

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