「泣かないでください」神村学園監督の涙で選手の涙腺崩壊…痛む左腕でバットを振り続けた主将の最後の夏
「夏の甲子園」こと第108回全国高等学校野球選手権大会8日目となる8月12日、2回戦第3試合で神村学園(鹿児島)は佐野日大(栃木)と対戦。痛む左腕を抱えながらバットを振り続けてきた主将・梶山侑孜選手の最後の夏が終わり、試合後には小田大介監督も涙を見せた。
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梶山は、地方大会準々決勝から甲子園初戦までの4試合で5つの死球を受けていた。インコースを攻められ続け、左腕は痛みにさらされていた。本人も「またかっていう気持ちにはやっぱなるんですけど、めちゃくちゃ痛いです」と明かしていた。
それでも、主将、そして3番打者としての責任があった。「どのコースに来てもチームに流れを持ってこれるようなバッティングをしたい」と話していた梶山は、甲子園初戦で4打数3安打。佐野日大との2回戦でも、痛む左腕でバットを振った。
2点を追う3回、一死二塁のチャンスでレフト前ヒットを放ったが、走者が本塁でアウトとなり得点にはつながらなかった。神村学園は4回に秀島蒼空選手のタイムリーで1点を返したものの、9回に佐野日大が1点を追加。1-3で敗れ、2回戦で夏を終えた。
試合後のラストミーティング。小田監督は選手たちに、共に過ごした日々は毎日が楽しく、このメンバーで日本一をとりたいと思える瞬間が何度もあったと伝えた。
涙を見せる選手たちを前に、小田監督も感情をこらえきれない。「泣かないでください。私も泣きたくなるんで」と語りかけると、「できたら笑ってね、君たちと終わりたかったけど」と、最後の思いを口にした。
梶山も、最後に仲間へ思いを伝えた。「ここまでこんなキャプテンについてきてくれたみんなはすごい」と感謝し、後輩には「また監督さんを日本一の男に本当にしてほしいから、次に向けて頑張っていってください」と託した。
小田監督と握手を交わし、抱き合った梶山。涙にくれるラストミーティングとなった。
なお、神村学園と佐野日大の試合ハイライトは、8月12日に放送された『熱闘甲子園』(ABCテレビ・テレビ朝日系列)で紹介された。











