「ポツンと一軒家」まさかのポツン違い発生! しかしその場所で、笑顔がステキなイトコ婚ご夫婦のかわいい夢をきいてほっこり
衛星写真でみつけた謎の一軒家の実態を徹底調査する番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ)。3月8日(日)放送の「春の2時間SP!」回では、熊本県と鹿児島県から2つの“ポツンと一軒家”を訪れた。
【TVer】熊本県で訪ねた先は、2月22日放送回にも登場した90歳現役ドライバーの女性!
捜索隊が番組後半で訪れたのは、鹿児島の“ポツンと一軒家”。実は、狙いを付けた“ポツンと一軒家”とは違うところに行ってしまうという、まさかの“ポツン違い”が発生。
狙いを付けた“ポツンと一軒家”を探すために最寄りの集落を訪ね「肉牛の繁殖農家を営んでいたご夫婦のお宅だが、大雨で崖崩れがあって道路が通れないかもしれない」という情報を入手。“ポツンと一軒家”に向かおうとした捜索隊に声をかけてくれたご近所さんが、車で30分の現地まで案内を買って出てくれた。
到着して衛星写真と比べてみると、目指していた“ポツンと一軒家”とは異なっており、まさかのポツン違いが発覚。ちょうど軽トラで通りかかったこの家のご主人に確認してもらうと、捜索隊が探していたのは、2キロほど手前にあったお宅だった。目指していたお宅の連絡先を聞きお話を伺うと、10年ほど前、両親が住んでいた実家に戻ってきた76歳の女性が1人で暮らしていたが、今は体の調子があまり良くないのこと。取材は遠慮させていただき、捜索は終了――。だが、せっかく訪れた場所も“ポツンと一軒家”に変わりない。捜索隊は、ご主人に取材交渉をして、了承をいただいた。
ご主人によると、昔は親戚5軒からなる集落だったが、平成29年から一軒だけになってしまったそう。代々農家を営み、父が畜産を始めた。築58年の母屋の隣には、明治時代に建てた牛小屋が倉庫としてそのまま残されている。
この辺りの牛は「鹿児島黒牛」と呼ばれ、和牛王座を決める「全国和牛能力共進会」の肉牛部1位を獲得したことも。ご主人は牛を14頭まで増やし、37年前に大きな牛舎も建てたが、3年前に廃業。今は牛小屋でニワトリを飼い、自家用の野菜を作りながら、放牧地や田んぼを貸し出している。山の上の“ポツンと一軒家”からは25キロ先の桜島も臨むことができ、噴火した桜島の炎が夜に赤く見えることもあるという。
ご主人も90歳でお元気だが、代々医者要らずの長寿家系だそう。三女二男の5人兄弟の末っ子として育ち、小学3年生の時に終戦を迎えた。特攻基地が近くにあり、この辺りにも焼夷弾が投下されたそう。兄が自衛隊に入隊したため、高校を卒業したご主人が農業を継いだ。それと同時に馬を買い、山の木を運ぶ馬搬の仕事も始めた。
妻は隣の集落の出身。農家の8人兄妹の7番目で、病弱な母に代わり高校には行かずに家事を担った。20歳で、7歳年上の従兄妹であるご主人に嫁いだ。「親戚と結婚したくない」と断ったものの、親に逆らえず結婚。結婚式も挙げず、新婚旅行もなし。「牛がいたから旅行にも行ったことがない」そう。「子供はいなかった」けれど「2人で一生暮らそうと思って。苦労した分もあったけど、2人でなんとかやってきた」というご夫婦の夢は、温泉旅行。結婚して63年。牛の世話に追われ、1度も叶わなかった温泉旅行。桜島を眺めながらのんびり浸かる日が待ち遠しい。
ゲストに袴田吉彦と高橋メアリージュンを迎えたバラエティ番組「ポツンと一軒家 春の2時間SP!」(ABCテレビ)は、3月8日(日)の放送で紹介された。
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