作家・今村翔吾さんに手相を見てもらい思わず・・・ たで食うアナも好き好き!? 久保光代「news おかえり」アナウンサーリレーコラム

news おかえり」アナウンサーによるリレーコラム。今回は久保光代アナウンサーです。

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©️ABCテレビ

こんにちは、ABCテレビ新人アナウンサーの久保光代です。今回は「光代のキラリ☆中継」、ではなく「newsおかえり」コメンテーターで作家の今村翔吾さんと一緒に「イクサガミ」ゆかりの場所・京都嵐山を訪れた話です。いつも生中継を担当しているので、実は私にとって「newsおかえり」初ロケとなりました。

 まず集合時間は朝4時。会社でメイクなど準備を整え5時に出発し、現地に着いたのは7時ごろ。そこからロケ終了は夕方5時だったので、生中継とは違った大変さがありました。

今村翔吾さんとのお仕事はとっても楽しくて、実際はアッという間に終わった感覚です。今村さんは肩書こそ「作家」ですが、びっくりするぐらい器用な方なんです。ロケなど収録をした際には後から映像編集をしやすくするために、「編集点」といわれる“間(ま)”を取ると良いとされています。でも、私が初めてのロケで緊張して喋り続けていると、今村さんは自然な形で会話をまとめてくださり2~3秒黙っているんです。そこで初めて私は「あっ!これが編集点か~」と勉強することができました。

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 そのほかにも空き時間にドラマ「イクサガミ」収録の舞台裏の話をしてくださったり、京都の歴史の話をしてくださったり、「手相」まで見てくださるんです。私は思わず今後の人生について相談しちゃいました(笑)。

 そして何といっても、嵯峨鳥居本にある鮎茶屋「平野屋」でいただいた「鮎(あい)茶漬け」が絶品でした。「平野屋」は愛宕神社、一の鳥居のそばにあり、400年ほどの歴史があるお茶屋さんです。江戸時代の初めから愛宕参りの旅人に愛されてきた老舗で、女将さんは何と十四代目。京都の人は鮎のことを“あい”と呼ぶんですね。今村さんは「365日これでいけるわ」って仰っていましたが本当にそれぐらい美味なんです。鮎の甘く焼かれたうま味を蓼(たで)の葉の爽やかな香りと辛みが引き締めて、まさに大人のお茶漬け! 今村さんが絶賛するのでOAでは私のコメントはほとんどありませんでしたが、人目を気にせず一気にかきこみたいぐらいおいしかったです。嵯峨鳥居本は京都の市街地からは少し離れていますが、行く価値が充分あるところです。私がお邪魔した時は外国人観光客が多かったのですが、日本人が外国にも胸を張って自慢できる素敵な食べ物だと思いました。お店には今村先生直筆の手書き看板もありますので、ぜひ訪れてみてください。

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 今回で私のコラムは一区切りです。私はこれからも「newsおかえり」の“光代のキラリ☆中継”で毎週どこかにお出かけしているので、ぜひそこでお会いしましょうね~

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(次回は福戸あやアナウンサーが担当します)

久保光代 『newsおかえり』(毎週月曜〜金曜午後3:40〜)水・木曜に出演中。“光代のキラリ☆中継”担当。2025年入社。佐賀県呼子市出身。実家には“光代農園”と呼んでいる区画があって蓼やシソ、ゼンマイなんかも育てて食べています。

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