「ポツンと一軒家」31年前に夫が60歳で他界… オートバイ歴60年の83歳女性現役ライダー!?
11月23日(日)「ポツンと一軒家」のゲストは馬場典子と小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)。馬場は「いつ何が起こるかわからない世の中ですので、水も食料も自力で確保できる人間力が大切ですよね」と番組を通して自給自足の重要性を感じ取っているよう。三重県出身の小森は「この先の人生、年を重ねたときに、いつか生まれ故郷に戻るのかな?とか、その時に畑仕事とかするのかな? とか考えたりもするんです。まさにこの番組が活きるなと思っています」と『ポツンと一軒家』の暮らしぶりが、自分を重ねる部分もあるようだった。
奈良県の山奥にあるポツンと一軒家で出会った、家族が笑顔で支え合う姿。83歳女性の悲喜こもごもの人生、そして、家族にとって“かけがえのない場所”とは…。
奈良県の山の真っただ中にポツンと一軒家を発見! 家まで一本道が続いているようにも見えるが建物だけが確認でき畑や田んぼは見当たらない。まさに森の中のポツンと一軒家だ。
最寄りの集落をめざす捜索隊だが、そこはすでにポツンと一軒家へと続くような細い山道だけが続く森の中。そんな道の先、山の斜面に家が建つ集落が見えてきた。そこで65歳の男性を発見し、衛星写真を確認してもらうと「ここは…もしかしたら神社かもしれないですね」と確証はないものの心当たりはあるよう。しかも、草刈りへと向かう途中ながら親切にも神社まで軽トラックで案内してくれることに。
その道中、先導していた軽トラックが不意に停車すると別の男性(77)の元へ。案内役を買って出てくれていた男性が念のために声をかけてくれたのだ。衛星写真を確認してもらうと神社とは違う場所だという。「…ここは、80代の女性が息子さん夫婦と同居しているお宅ですよ」という今度は確度の高い情報が。ここからは、有難いことに道を尋ねた二人の男性が先導役となり一軒家を目指すことに。
集落から山道へと入ると、先導役の男性が車から降りてきた。捜索隊が乗っている普通車を見ながら「ここから先は道幅が狭く急斜面になるので、歩いていきましょう」と心配してくれていた。確かにこの先は軽トラックでも車幅ギリギリの危険な山道が続いている。捜索隊は提案通り登山で一軒家を目指すことに。
山道をしばらく進んだ先、切り拓かれた敷地に黒い切妻屋根の日本家屋が忽然と現れた! 「よくこんなところを見つけましたね」と笑顔で迎えてくれたのは、83歳の元気な女性と長男ご夫婦だった。
50年前にこの地へと嫁いできて、優しいご主人とともに暮らしてきたが、31年前にご主人が60歳で他界。現在は長男ご夫妻と3人で同居をしているという。ライダー歴60年という女性は今もオートバイで山道を行き来し、麓の集落へと買い物に出かけることも! 「バイクは楽しいです。ルンルン気分で運転しています」とすっかり元気だ。
決して楽ではない山深いポツンと一軒家での暮らし。 馬場は「人生のいろんなことを、そのまま受け止める度量、そして家族の温かさを感じました」と感動交じりに語っていた。
ABCテレビ・テレビ朝日系列「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時54分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。






