『探偵!ナイトスクープ』左手がない女性の夢「イタリアンを両手で食べたい」
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する娯楽番組ABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』

真栄田賢探偵が調査した『両手でイタリア料理が食べたい』は、広島県の女性(25)から。私は生まれた時から左腕はあるが、その先の左手がない。左手がないので、手を使う動作は全て右手で行う。大好きなイタリア料理を食べる時も、右手でナイフを使った後に、ナイフとフォークをその都度、入れ替えて食事をしている。普段は左手がないことを全く負い目に感じないのだが、こと大好きなイタリア料理をナイフとフォークを使って食事をしている人を見ると、あの左右の手の所作がとても上品に見え、羨ましくてたまらない。これから先、一生両手でイタリア料理を食べることができないのか、と思うと悔しい気持ちになる。そこで、何とかして両手でイタリア料理を食べることができるようにさせて欲しい。さらに、左手のない私に「自分の手をあげたい」とまで言ってくれた父に、両手を使って食事をするところを見せて驚かせたい、というもの。

依頼者は、明るい笑顔のポジティブな女性だった。ナイトスクープとは言わず両親に話を聞いてみると、父親は若い頃はヤンチャだったようで、駆け落ち結婚したと話す。左手に障がいを持つ依頼者が生まれた時は「こいつを幸せにしちゃろう」と誓ったと言うが、成長するにつれ「義手じゃなく、自分の手で食べたい」と意思表示した娘…。そこで、今回は発明家のカズヤシバタさんに協力をお願いし、完成したのが「フォーク着脱可能アームバンド」。依頼者は早速、父と2人でイタリアンレストランへ。彼女が、この器具を使って一人で肉を切って食べてみせると、コワモテの父親は…。


11月21日(金)11時17分放送の「探偵!ナイトスクープ」は他にも、田村裕探偵が調査した『弱小バスケ部vsお母さんチーム』、桂二葉探偵の『ほっかほっか亭のロゴを書いたのは誰?』など、様々な依頼を解決した。



