「僕が一番最初にひろゆきさんにボコられたとき助けてくれて…」 維新・藤田共同代表が、社会学者・西田亮介氏との意外な縁を告白!?
最強専門家がニュースの正しいミカタを徹底解説する情報バラエティ番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(ABCテレビ)。東留伽アナがMCを務める番組公式YouTubeチャンネル「正義のミカタチャンネル」で、社会学者の西田亮介氏と日本維新の会・藤田文武共同代表が、維新の政策についてトーク!
11月8日に公開されたYouTube動画( https://www.youtube.com/watch?v=JxZYIXmFVjU )で、藤田氏の公設秘書をめぐる“公金還流疑惑”に関してトークバトルを交わした2人。その後収録されたこの配信は、一転、なんだか和やかな雰囲気でスタート!?
「カメラが回ってないところで藤田さんにしっかり詰められて、もう、しょんぼりしながら2本目怖いわみたいな…(笑)」と口火を切った西田氏。すると維新・藤田氏は「逆ですよ」と、静かに圧のある(?)微笑みを浮かべる。
「距離が縮んだらいいなと…」と話す東留伽アナに、西田氏は「よく(藤田氏と)ご一緒させていただいて」とコメント。藤田氏は「僕らは毎回共演和やかな感じですよね。むしろ、僕が一番最初にひろゆきさんにボコられたときにちょっと助けてくれて」と裏話を明かした。
こうして始まった今回の配信では、まず「社会保障改革、できそうですか?」という東アナの質問から、政策の課題や焦点がトークで示されていく。
現在の臨時国会までに、コストのかかる余剰病床(地域で必要とされる基準数を超えて存在し、使われていないベッド数)を減らすという合意が自公維で為されている。藤田氏は削減目標を11万床と話し、「だいたい2年で1兆円ぐらいの削減効果があると。今回それを推進するための予算がつくはずなんで、これがまずは第1弾、ちゃんと制度として仕上がるっていうのが今回ですね」と説明した。
続けて「社会保障改革ってむちゃくちゃ幅広くて、しかもインパクトが大きいんですよ。だから一個一個片付けていく。で、どのひとつをとってもかなりヘビー級」「ヘビー級というのは、制度を変えるのは簡単なんですけど、抵抗勢力が強いという意味で」と話す藤田氏。
「具体的には?」と尋ねる東アナに、「例えば、一番怒ってらしゃるのでいうと中医協というのがあるんですね。要は医療とか保険制度の方針を決める審議会的なものだと思っていただいたらいいんですけど、ここに医師会の力がすごく大きいんですよ」「これを改革して比率変えようとか僕らが言ってるんで、『ふざけんな』みたいな」と藤田氏。
西田氏は「普通に考えれば完全に反対側なので、これは激しい対立になることはもう間違いないですよ」とコメント。
それを受けて「ただ維新の第一項目にもなると思うので、ここは何とか、一歩ずつでもいいので進めて…」と話す東アナに、藤田氏は「ただあんまり悠長な話を言ってられなくて。社会保障の中の一番大きい医療の部分は今47兆円か48兆円ぐらいなんですよ、年間。国家予算の社会保障費ってもう大体3分の1ぐらい占めてるんですよね。これが2040年には80兆円になるっていう試算があるんですよ。すごい角度で伸びていくんですよね」と語る。
さらに、「その負担っていうのはほとんど現役世代に回っていて。働いてるから高齢者を支えるのは当然っちゃ当然なんですけど“重たすぎるやろ問題”になっていて。ちょっとでも抑えるまたは減らせるようにある種節約してもらうところはお願いせなあかんし。お金に余裕がある人には窓口もちゃんと払ってもらわなあかんし。そういうことを改革していかなきゃいけないっていうことなんです」と続けた藤田氏。
ここで西田氏は、「僕基本的に、社会保険改革、社会保障改革は、やっていただくって大事だと思うんです。珍しく藤田さんと調和するんですけど(笑)」と切り出した後、「一点ちょっと注意しなきゃいけないのが氷河期世代対策ですね」と話し始めた。
「いつ具体化するのかっていうのはいろんな議論あり得るところですけど、仮に5年から10年の時間が経ったとすると、それ、今度は対象になるのが氷河期の方々になってくるんですよね。これから10年以上の時間をかけて氷河期の方がだんだん高齢者になっていく。で、ここは人口のボリュームも多いと。その時に年金も、それから健康保険も、大丈夫かなっていうのはとっても気になるところです」と続ける西田氏。
「これを構造問題として解決するのか、それともこの世代に特化した何らかの支援を設けるのかっていうのは議論の余地があるんじゃないか。僕はどっちかというと構造改革よりも世代に対する支援っていうのを別途考えた方がいいんじゃないか。多分おそらく岸田政権まではそういうことを考えてたんじゃないかなという印象が強いですね」と語った。
すると「私ぎりぎり就職氷河期世代なんですよ」という藤田氏から、自身の就職活動にまつわる驚きのエピソードが! 「言ってみたら就職氷河期世代が生んだあぶれ者なわけですよ」と自らを表現!?
さらに、話題が「議員定数削減できるか」に移ると……西田氏から鋭い指摘が飛び出す!
「こういう選挙制度改革をやるっていうことを公約にしてもないし、まだ総選挙やってないんですよね。まさに民意の反映のされ方が変わるというような重大問題を、総選挙も経てない政権において実施すべきかっていうと…」
「これまでのやり方を変えるにしても、選挙で民意は問うてほしい」
「藤田先生、物腰がすごく柔らかいから皆さんそういう感じかなっていう気がするけど、実はすごく、ラジカルなことをおっしゃっていて」
生放送では語れなかった“政策論”が交わされる16分半を、ぜひYouTubeで!










