少食おじさんの博多華丸・大吉が、ただただ食べたい丼か麺を探し求める街ブラ番組『華丸丼と大吉麺』（ABCテレビ）。「超こってり芸能界㊙︎トーク」と題した、静岡県熱海編（9月28日OA）の未公開トークでは、ゲストのバカリズムとのスリリングな“九州男児トーク”が展開した。

焼きトンカツの「零（しずく）」さんで料理を待つ3人は、バカリズムの親が食堂を営んでいたという話題から家事の話題に。バカリズムは、一人暮らしの頃から結婚した現在に至るまで「料理を全くやらない」とのこと。

「パスタをちょっと茹でるくらいはありますけど、下手にキッチンをイジると奥さんに迷惑を掛けちゃうから。物の位置が変わったりとか」という発言を、華丸が自戒を込めて「九州男児の言い訳」と指摘する。バカリズムと華大の3人は、揃って福岡県の出身なのだ。

図星だったのか、バカリズムだけでなく大吉も苦笑い。大吉は、「これ全国の（男性の）言い訳じゃないの？」と発言することで、九州男児だけが家事をやらないわけではないのでは、とやんわりと主張する。バカリズムの「（キッチンは女性の）聖域な感じがしますよね」という発言に、華丸は「NHKで言ったら大事（おおごと）ですよ」と釘を刺す。確かにこの発言は、女性を思いやるふりをして、女性に家事を押し付けていると解釈されかねない。

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「（キッチンに入る時は）洗い物をする時」と、何もしていないわけではないアピールをするバカリズムに、「それを手伝ったとみなしてる時点でね」と、女性の視点で攻める華丸。大吉が「いえいえ、みなしてないですよ。当然のことをしていると思いませんか？」と慎重に防御する。「『手伝う』という言い方がそもそも良くないっていうね。他人事（なのか）って」とバカリズムがフラットな視点でコメント。

「7年間のNHK（あさイチ）でこてんぱんにやられたんで」とトホホ感たっぷりに笑う大吉に、「いやほんと怖いよ？（笑）」と一緒に笑うしかない華丸。

そんな華大を「九州男児の塊だから」と評することで一線を引く、バカリズムのさすがの立ち回りが光るやりとりの模様は、10月26日に放送された街ブラバラエティ『華丸丼と大吉麺』（ABCテレビ）で放送された。TVerでも無料配信中。