『探偵!ナイトスクープ』息子の夢は「鬼さんと一緒に太鼓を叩きたい」石川県の郷土芸能”御陣乗太鼓”が大好きな3歳児

探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)に和歌山県の女性(34)から依頼が届く。依頼者の息子(3)は、1年ほど前から、石川県輪島市名舟町に伝わる郷土芸能「御陣乗太鼓」に夢中。「鬼さんと一緒に太鼓をたたきたい」という夢に向かって自主練習に励んでいるが、御陣乗太鼓は名舟町に暮らす男性しかたたくことができない。そこで、一度だけでもいいから息子の夢を叶えてほしいというのが依頼内容だ。

©️ABCテレビ

松井ケムリ(令和ロマン)探偵が調査を担当。御陣乗太鼓とは、今から450年ほど前に、上杉謙信がこの地に攻めてきたときに、村人たちが鬼の面をつけ、太鼓を打ち鳴らし、謙信軍を追い払ったという伝承に由来しているという。

©️ABCテレビ

3歳児に「御陣乗太鼓のどこが好き?」と質問すると、「やしゃめん(夜叉面)」(太鼓のたたき手が付ける鬼の面)という返答があった。そして鬼の顔真似をしてくれる3歳児。ただただかわいい。

©️ABCテレビ

普段は、収納スツールを太鼓に見立てて練習しているという。その力強いたたきっぷりに、ケムリ探偵は「本当にすごくない?」「顔も完璧!」と拍手喝采! 3歳児から「鬼さんに会わせて」とお願いされ、「こんなかわいい子の願い、俺が絶対に叶えてやる」と誓うケムリ探偵だった。

©️ABCテレビ

「御陣乗太鼓保存会」に連絡して見学を申し出ると、「ぜひぜひ」と快諾いただいた。電話を横で聞いていた3歳児は、愛用のバチを握りしめてニコニコだ。

©️ABCテレビ

©️ABCテレビ

震災の爪痕が残る能登半島を車で移動し、名舟町の「御陣乗太鼓会館」に到着。鬼さんたちによる大迫力の御陣乗太鼓で出迎えられ、3歳児が「うそぉ」とフリーズしながらも、目は舞台に釘付けになっている。

©️ABCテレビ

3歳児が「ごじんじょだいこをやりたいです」とお願いすると、保存会の皆さんは喜びつつも、御陣乗太鼓をたたくことは名舟町に住む男たちにしか許されていないため、「どうですかねえ」と逡巡している。3歳児から「いっぱいがんばってるから一緒にたたきたい」と二の矢を放たれ、心優しい鬼さんたちが緊急会議を開催する。

©️ABCテレビ

特別にテストを行い、3歳児の太鼓の腕前を審査することとなった。鬼さんたちを前に、練習の成果を存分に発揮した3歳児は、「ほぼほぼ完璧」とお褒めの言葉をいただき、一発合格!

©️ABCテレビ

©️ABCテレビ

いよいよ夢を叶えるときが来た。子供用の夜叉面を装着し、憧れの夜叉面たちと共演する3歳児。その堂々たるパフォーマンスに、依頼者と探偵が涙ぐんでいる。

©️ABCテレビ

保存会の皆さんから、「100点です」「御陣乗太鼓の後継者の一人になってほしい」、そのために名舟町に「引っ越してきてくださ〜い」と誘われた! ケムリ探偵に「どうする? 引っ越す?」と質問され、無言でうなずく3歳児。御陣乗太鼓との出会いにより、3歳児の未来がどうなるのか? その後の調査もぜひお願いしたい。

©️ABCテレビ

なお、この依頼VTRは、10月17日に放送された『探偵!ナイトスクープ』で公開された。

関連記事

おすすめ記事 おすすめ記事