「#変われ自民党」総裁選・小泉氏に“ステマ疑惑”の文春砲! でも“変わらない自民党”? ほんこん「自民党の議員、おわってるで!」

いよいよ始まった、自民党総裁選挙。
党が掲げる選挙テーマは「#変われ自民党 日本の未来を語れ!」だという。

番組の冒頭、MCの東野から気になるニュースを聞かれたゲストのフリーアナウンサー・豊崎由里絵は
「やっぱり、自民党総裁選ですよね。でも、何を変えたいのかわからない。一国民としては裏金問題とか物価高問題とか、そうしたところを変えてほしいと思っていたけど、候補者が訴えていることはそうじゃないので⋯⋯」
と困惑気味。
そんなモヤッとした総裁選だが、決戦まであと一週間というところで、候補者のひとりである小泉進次郎氏に文春砲が!

週刊文春によると、小泉氏の選挙対策本部で総務広報を務める牧島かれん氏の事務所が、世論を誘導する“やらせ書き込み”を指示したのではないか?という疑惑が浮上しているという。
まさしく“ステマ疑惑”だ。

この疑惑に対して、政治ジャーナリストの青山和弘氏は
「これはもう疑惑じゃないですね。(小泉氏が)認めていますので『ステマ問題』といっていいと思います。今回、小泉さんは、持論や改革姿勢を封印して極めて穏健に、慎重にやってきたのに、身内からこうした問題が突然出てきてしまった。コメントを書いたからといって総裁選の流れにほとんど関係ないのに、この問題が流れを変えるきっかけとなってしまった可能性がある」
と分析した。

問題視されているコメント例を、MC・東野が妙に感情を込めて読み上げ、その内容の陳腐さにスタジオからは思わず失笑も。

この内容を踏まえ、青山氏は
「しかも牧島氏は元デジタル大臣であり、デジタルリテラシーに一番神経をつかわなければいけない人が(事務所がやったことと言っているとはいえ)このようなことをするというのは、ものすごく罪が大きい」
と指摘した。

決戦まで一週間となった現時点での優勢順位は、青山氏のリサーチによると、議員票は小泉氏、党員票は高市早苗氏がリードしているという。

ただ、党員票の郵送分は一週間前を目処に投函されるため、週末である27・28日が山場だ。そこにドンピシャでこの“ステマ問題”が直撃したため、小泉氏の票が林芳正氏に流れる可能性もあり、党員票の行方は不透明に。「とはいえ議員票は圧倒的に小泉さんなので、小泉・高石の一騎打ちになる」というのが青山氏のミカタだ。

この解説を受けて、タレントのほんこんは
「議員票がひっくり返らなかったら、これ(ステマ問題が)OKってこと?」
と質問。

「議員票はいろんなしがらみや思惑で動きますからね⋯⋯」という青山氏の回答に対し、ほんこんは
「そうなったら自民党の議員、おわってるで!」
と嘆いた。

同番組ではこの他にも、日本の選挙にも関わっているかもしれない!? ロシアの選挙介入が疑われているウクライナの隣国、モルドバへの現地取材を交えた「不正選挙のミカタ」なども紹介している。

9月27日に放送された情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)は、無料配信動画サービスTVerで、あらためてじっくり視聴できる。

番組情報

教えて!ニュースライブ 正義のミカタ
毎週(土)あさ9:30

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