『探偵!ナイトスクープ』永見探偵、依頼者にキレ気味!? ナイトスクープ恒例の”アレ”をわかりやすく解説して!

『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)に、奈良県の男性(18)と兵庫県の男性(26)から同様の依頼が届く。当番組の終わりに探偵が一発ギャグを披露する、「エンド5秒」を解説してほしいという内容だ。この依頼は探偵局で定期的に調査しているが、芸人にとって自分のギャグを解説させられるというのはただただ地獄。「『エンド5秒』に関しては正直、視聴者と我々(探偵)は対立してるんですよ」「『エンド5秒』解説の企画は今日で終わらせます!」と、カンニング竹山探偵は戦闘モードだ。

奈良県の依頼者は4年前にも同じ依頼を送ってきたため、竹山探偵とはそれ以来の再会となる。彼は、あの日の調査を機に楽しめるようになったが、日に日に探偵たちの真剣さが見えなくなってきた、と苦言を呈する。一番モヤモヤするのは(カベポスター)永見探偵とのこと。一方、兵庫県の依頼者は、番組は大好きだが「エンド5秒」だけ見ないこともあるという。特に、(スリムクラブ)眞栄田探偵が何を伝えようとしているのかがわからないと語る。竹山探偵は2人にはっきりと言い切った。「俺たちも悪いかもしんないけど、お前らも悪い! ちゃんと理解しようとしているか!?」と。

2024年6月〜2025年7月に放送された「エンド5秒」の調査がスタート。竹山探偵は「これが最後だから、3人で殴り合ったとしても、今日で解決しよう!」と鼻息が荒い。つまり、力づくでも「理解した」と言わせる意気込みだ。

エンド5秒の映像に、竹山探偵が必死に解説を添えていく。依頼者たちは、桂二葉探偵のギャグを「わかれば本当におもしろいです!」、間寛平探偵のギャグを「これはウケるでしょうねえ」「バカウケでした」「完璧です」、「せいや探偵はエンド5秒に向いている」、麒麟田村探偵を「おもしろさと関係なしにわかりやすい」、竹山探偵を「逆に(?)納得して『あ〜』となりますね」とコメントし、理解度を高めていく。

竹山探偵の解説を聞いても、奈良県の依頼者は永見探偵のギャグを、「お客さんの笑い声が聞こえないということは、正直おもしろくなかったということだと思うんです」とバッサリ。痛いところを突かれたのか、竹山探偵がこの日初めて「…すみません」と小声になった。

そして、兵庫県の依頼者は眞栄田探偵のギャグに、「…ちょっと、引きますね」と苦笑する。奈良県の依頼者は、4年前の調査を機に眞栄田探偵への見方が変わり、「2・3回くり返し(見)たら、想像がふくらむようになった」とのこと。そこで竹山探偵が、眞栄田探偵が小道具として実際に使用している下着セットとサングラスを、兵庫県の依頼者に着用してみてはと提案する。あれこれ考えるより、感じてもらおうという作戦だ。

この作戦は成功したが、永見探偵の「鳩時計」ギャグで両依頼者の表情が険しくなり、無言の時間が訪れる。竹山探偵も解説できなかったため、スタジオに持ち帰ることに。竹山探偵は「最初、あなたたちも悪いと言いましたけど、悪いのは完全に僕ら側です。勉強になりました。今後もモヤモヤしたら(依頼を)送ってください」と、“エンド5秒解説企画”の終了を断念したようだ。

スタジオにいる永見探偵は、自分のネタの解説をすることになり、この表情に。観覧席の依頼者たちの前にツカツカと歩み寄り、「あれは、クルックーって、下に、重さで、(鳩時計の鳩が)沈んでるから、ちょ、わからんかったん!?」と解説ギレ。依頼者も負けず、「そんときは気づかんかったです!」と言い返し、「やっとわかった?」「はい!」「依頼ありがとうございました!」と、殴り合いを無事に回避し、一件落着した。

関連記事

おすすめ記事 おすすめ記事