「おれは高いもんが食いたいけん言いよっちゃないとばい!」 朝の顔!あの温厚なベテラン芸人 ブチ切れした過去とは・・・
少食おじさんの博多華丸・大吉が、ただただ食べたい丼か麺を探し求める街ブラ番組『華丸丼と大吉麺』(ABCテレビ)。今回から浅草編がスタートし、2人が浅草の劇場に出ていた頃の珍事件が明かされた。

オープニングトークは雷門を見渡せる場所で。2人は観光客で溢れかえる仲見世を避け、浅草寺の北側にある“奥浅草”エリアを目指す。

軽快に歩いていると、「よしもと浅草花月」に出演していた頃の記憶がよみがえったようで、当時通っていたお店の話で盛り上がる。よしもと浅草花月とは、浅草の「雷5656会館」内にある「ときわホール」で、2006年から2015年まで開催されていた興行だ。

当時の華大は福岡から上京して2年目。「テレビで世に出だして1番忙しかった頃じゃないかな」と言う大吉に、華丸が激しく共感する。新宿、品川、浅草の劇場で、1日2ステージずつ、6公演もやっていたという。

「漫才しちゃタクシー。漫才しちゃタクシー。で、おれがとうとう会社に怒りました。『いつお昼ごはん食べたらよかとね?』」と、華丸が自身の激怒ぶりを再現する。

「会社の方も、初めて華丸が怒ったから、なんとか鎮めようと思って、次の現場に叙々苑の焼肉弁当を入れて。それを見た華丸さんが、『おれは高いもんが食いたいけん言いよっちゃないとばい!』とさらに怒った」と大吉が華丸のモノマネをして、2人で爆笑!

弁当に手をつけずに帰った華丸に対し、「おれは持って帰ったけど」と笑う大吉。「持って帰るべきやと思う。美味しいんだから」と、華丸が葛藤をにじませる。華丸は「悔しくて! 負けたみたいで」と、叙々苑弁当に手を出さなかった理由を語る。ランチタイムすらないスケジュールに対する問題提起を、高級焼肉弁当でうやむやにされたと感じたようだ。
一食一食に真剣に向き合う華丸らしさが詰まったエピソードは、8月3日に放送された街ブラバラエティ『華丸丼と大吉麺』(ABCテレビ)で紹介された。TVerでも無料配信中。
