「参政党」安全保障論が幼稚園レベル? 有識者からの質問に神谷党首はどう答える? ほんこん「核武装ちゃうねん!言うたったらええねん!」
キャッチコピーは「日本人ファースト」。キャッチ―な言葉、オレンジ色ののぼり。参議院1議席から15議席に大幅に増やし、一躍脚光を浴びた、神谷宗幣代表が率いる参政党。
街頭演説をすれば、“ヘイト集団” “人間にファーストもセカンドもない!”といったプラカードを掲げる人々が押し寄せ、現場は大混乱に。海外メディアからもトランプ主義との類似性を指摘され、国内からは“分断”を不安視する声もある。
そんな中で参政党は議員数が15倍と大躍進。モデルでタレントの西山茉希からは「これだけの支持を得られた理由は?」とのギモンが。
参政党が掲げる公約の “3本の柱” の中で、有権者に一番刺さったのは、「減税と積極財政。これは有権者のスクリーニングにかかったと思う」と神谷代表。そして「外国人政策。外国人を差別するということではないのに、左派メディアが叩いてくれたおかげで争点化した」と自己分析した。
そんな中、経済学者の髙橋洋一氏は「安全保障論は正直幼稚園レベルだが大丈夫?」とグサリ。対して、神谷代表は、「まずは、日本が自立すること。その議論がしたい」と熱弁をふるった。
政治ジャーナリストの青山和弘氏は「選挙でこれだけ勝つと、みなさんアラを探し始めた…」としつつも、参政党の次の一手「コロナ対策見直し法案」と「スパイ防止法案」についてギモンを投げかけた。神谷代表いわく、「参政党として今まで懸案事項として積み残してきたものだから第一に掲げた」のだという。
「参政党は一丸ですか? 公約と党首や議員の考えが違うのでは?」とギモンを投げかけたのはタレントのほんこん。激戦区東京で、第2位当選を果たしたさや氏が言った言葉が切り取れられ、核武装論かと問われたことに対し、神谷代表は否定。文脈の中の一部の発言と、党の方針は必ずしも一致しない。答えとしては「党の決定で一丸となって行動する」とのことだった。
メディアの意地悪な質問に対しては「核武装ちゃうねん!議論やって!あんたらもせーや!」と言うたったらええねんと、ほんこんからの熱いアドバイスも。
経済学者の髙橋洋一氏からは「参政党のある議員から、私と藤井さんがボロクソ言われてて…私は嘘つきで、藤井さんは素人って」。内閣官房参与としてアベノミクスを率いていた京都大学大学院教授の藤井氏も同じく憤慨!藤井氏は、神谷代表と3冊ほど共著したことがある間柄でもある。
こうした党員の発言に対し、神谷代表は「党内の会議では、正直勘弁してくれ!と…」苦笑い。党としては、公の場で一私人に対し、個人名を出すなどを守れない方は、党を離れてもらったという。
「我々が支持されたのは、政策ではなく“既存政党NO!”だった」と客観的に分析する神谷代表。特に、“日本の自立”を打ち出し、「議員バッチは、侍にとっての刀と同じ」として“侍チーム”を打ち出す。権力を持つものとして、私利私欲ではなく哲学や国家観、正義感を持った政党として活動したいとのことだった。
この、7月26日放送に放送されたバラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)では、今回の選挙で戦った自民党大阪府連会長・青山繁晴氏、元明石市長で今回圧倒的な強さでトップ当選を果たした泉房穂氏、「日本人ファースト」を唱え多くの議席を獲得した参政党党首の神谷宗幣氏、そしてチームみらい代表のAIエンジニア・安野貴博氏がゲスト出演。各党の選挙後の活動方針や政局への関わり方なども語っている。
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