志らく「笑点よ消えろ」と書き、笑点メンバーから口をきいて貰えなかった過去  和解のきっかけとなったあんぱんに涙!

落語家、立川志らくが、かつて人気長寿番組『笑点』と対立し、笑点メンバーやスタッフから口をきいて貰えなかったことを明かした。「一日も早く消えろ」と書くほど『笑点』を憎んでいた彼を180度変えた出来事とは……!?

©ABCテレビ

「笑点を作ったのは談志」と知られざる秘話を語った志らく。続けて「これは余談なんですけど、私と笑点の関係は一時は最悪だった。若い尖ってた頃に落語論の本を書いて、『笑点よ、一日も早くこの日本から消えろ』って書いた」と明かすと、スタジオには笑いが。その理由として「落語=笑点のイメージが嫌だった。落語って作品を語るものなのに、落語家になったっていうと、『いつ笑点に出るの?』とか『大喜利やるんでしょ?』とか言われるのが嫌だったんです」と回顧した。

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「笑点よ!無くなれ!」とまで書いたことで、笑点スタッフは志らくに激怒。そんななか「笑点メンバーと新幹線で一緒になっちゃったことがあった。私の周り全部笑点メンバー、誰も口きいてくれないスタッフも皆」と明かすと、一同は爆笑。

「一人だけじっとしてたら、(当時は)楽太郎だった六代目の三遊亭円楽師匠が差し入れのあんぱんを配り始めて、私のところに来て『おい志らく、お前も食うかい?』ってくれたの。もう涙が出るほど嬉しくて、あんぱん食べながら『笑点の悪口言ってごめんなさい』と改心した」と吐露した。

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「笑点は落語のイメージを悪くしてるんじゃない。笑点があるから日本人は落語を忘れずにいるんだって目覚めて、それ以来、笑点を悪く言わなくなったら、円楽師匠のピンチヒッターで2回(笑点に)呼ばれて」と、番組ともすっかり和解したことを明かした。

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なお、この志らくの余談は、6月25日に放送されたバラエティ番組『これ余談なんですけど・・・』で披露された。

番組情報

これ余談なんですけど・・・
毎週水曜よる11時17分放送

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