「全国のピン芸人に言いたい」 R-1審査員のハリウッドザコシショウが語る“ピン芸人のあるべき姿”

ハリウッドザコシショウが6月22日に放送されたABCラジオ「こたけ正義感の聞けば無罪」で、2021年から務めているR-1グランプリの審査について語った。

©️ABCラジオ

R-1グランプリでは2016年に優勝を果たし、2021年からは審査員を務めるハリウッドザコシショウ。審査時のコメントが、自身の意図とは異なる形で伝わることもあるという。

ハリウッドザコシショウは「(ファイナリストのYes!アキトに)ショートコントとかギャグの羅列はあかんって言ったのよ」「翌年、ファイナリストになったときにコントにしてきてん。あれ、俺の言ったのがうまく自分の中で落とし込まれてないなって思った」と振り返った。

「ひとりコントでやったのとギャグの羅列でやって、だいたい同じぐらいのウケだったなっていうときに、審査員的にどっちを評価するかっていうときに、ひとりコントのほうが評価するよってことで言ったのよ」と意図を説明。

Yes!アキトについては「真面目にコントにすると、グランプリだから、ああいう感じにするほうが得点は入りそうに一見思うけど、結局あいつの良さがなくなってるから」と話し、従来のギャガーとしてのスタイルを貫いてほしいとした。

過去のコメントを後悔している様子だったハリウッドザコシショウに、パーソナリティのこたけ正義感は「羅列うんぬんに関しては、ザコシショウさんだけというより一般的に結構言われがちなことでもあったんで」とフォロー。

だが、ハリウッドザコシショウは「一般社会でもそうなってるってこと?例えば、コンビニエンスストアとかでも『羅列するとダメですよ』みたいに言われるってこと?弁当の羅列とか」「ストーリーみたいな感じで弁当陳列してけって?」と質問をぶつけた。

こたけも「芸人界隈!芸人界隈!コント調にしないですよ、弁当は別に!」と返した。

ハリウッドザコシショウは「聞いてるか聞いてないかわかんないけど、全国のピン芸人にちょっと言いたいんだけど」と語り出した。

「審査員がどうっていうより、自分がやりたいことやったらいいんだよ!」「審査員も人間だからさ、(芸に対する考えが)年々変わるっていうのもあるかもしれない」と主張。

2023年のファイナリストでもあるこたけは「自分のウケだけで考えればいいですもんね。自分のやりたいことだけやって。特にピン芸はそうですよね」と賛同した。

誇張モノマネ誕生のルーツや誰よりも早くYouTubeチャンネルを始めた理由などについても語っている。

過去のアーカイブは各種Podcast「こたけ正義感の聞けば無罪」で無料配信中。

次回の放送は、6月29日。そちらもお楽しみに!

【番組概要】
■ABCラジオ「こたけ正義感の聞けば無罪」
■放送時間:毎週日曜日22時~23時
■パーソナリティ:こたけ正義感
■メール:メールフォーム(https://cipher.asahi.co.jp/r_muzai/)よりお送りください。
■番組公式X:@muzai1008
■配信:放送終了後の毎週日曜日23時ごろ~各種Podcastにて配信
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