超ハイレベル!まさに『知の甲子園』 U-18による研究発表!過去最多のエントリー数293チームから決勝進出した3チームが決定!

次世代を担うU-18たちが、学校で教わる知識を飛び越えて、自らの興味や関心から“問い(=Question)”を設定し、好奇心のおもむくままに探究に取り組み(Quest)、導き出した研究結果を9分間で発表する『Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~』。

「探究学習」は、興味や関心のある課題を問いとして立て、情報収集と実験(実践)、試行錯誤を重ねることで得た成果を発表することで、探究心と好奇心を育む主体的な学びのスタイルだ。2022年度から全国の高等学校で必修化されたことをきっかけに、“知の甲子園”としてU-18世代を対象にした『Q-1』第1回大会を放送。回を重ねるごとに注目を集めていて、「探究学習」への関心も高まっている。 4回目となる2025年大会では、過去最多となる39都道府県+アメリカから293チームがエントリー。U-18世代ならではの素直で鋭い視点から地域課題の解決やビジネスへの提言など、多種多様な数々の研究が集まった。

1次選考(書類審査)と2次選考(動画審査)で選出された16チームに特別出場枠の1チームを加えた17チームによるセミファイナルは、渋谷サクラステージ セントラルビル12F 『SAKURA DEEPTECH SHIBUYA』にて開催され、白熱の研究発表が繰り広げられた。

■白熱したプレゼンテーションを勝ち抜き、決勝に進んだ3チームは?!

17チームが一堂に会して行われたセミファイナル。目を引く探究テーマに加えて、緻密な実証実験を展開したチームや、類まれなるプレゼン力を披露したチーム、さらには社会を動かすような着眼点に挑んだチームも登場し、セミファイナル会場は熱気に包み込まれた。

Q-1』ではプレゼンに対して、「未来を、世界を変えてくれる探究であったか?」を大きな審査基準として、「主体性」、「着眼点」、「論理性」、「アウトリーチ力」の項目で審査を実施した。各チームとも趣向を凝らしたプレゼン後には、審査員からの熱い質疑応答も展開。堂々とした受け答えには、審査員も大きくうなずきながら拍手が漏れるほど。審査員も夢中になって聞き入った17チームから、厳正な審査の結果、決勝へと進出する3チームが決定した。(※都道府県順)

青森県立名久井農業高等学校 
「環境汚染と健康被害を防ぐ農薬の泡散布システムの開発」

農薬による健康不安に着目し、散布の仕組みを再検討し環境保全型技術の開発を目指した。液体での使用が一般的な農薬を泡散布するシステムの実証だけでなく、農薬の主原料である合成界面活性剤に代わる天然素材を用いた、環境にやさしい農薬の実効実験成果も発表。環境汚染と健康被害を防ぎ、さらには泡散布による作業時間や使用量比較から有効性を導き出した。このプレゼンには社会課題を解決するアイデアとして審査員たちも大注目していた。

東京都立立川高等学校
「ビデオと電波を用いた流星の自動観測システムの構築」

“流星はどこからやってくる?”という着眼点から、同校の天文気象部が研究したのは流星の自動観測システムだ。流星観測をすることで、彗星や小天体、高層大気の物理的な様子解明といった宇宙の謎の探求に挑んだ。防犯ビデオを使った観測装置の開発から試行錯誤を重ね、電波観測による流星を自動検知するプログラム開発へ。2024年の「ペルセウス座流星群」や「ほうおう座流星群」の軌道分析などを独自実験し、伝播加速領域の可視化を試みた。

鹿児島県立国分高等学校
「硫化水素濃度の簡易測定法の開発~全国の中学校の硫化水素による実験事故を未然に防ぐ~」

日本全国の中学校での実験授業で多く発生している硫化水素による実験事故をゼロにすることを目指した。中学校の先生方へのアンケートから“硫化水素測定器が高価なため全国の中学校に設置されていないという課題を浮き彫りにし、安価で正確で誰でも使える硫化水素測定器の開発を実証実験とともに展開。フォトリフレクタを用いた警報装置を試作し、実際の中学校での実験授業での試用に加えて、霧島温泉郷での測定も行った。事故防止につながる技術アイデアに審査員からの質疑応答にも力が入っていた。

■2025年大会・決勝の地は、大阪・関西万博 EXPOホール「シャインハット」!

大会MCは、引き続き林修が務め、QuizKnock伊沢・須貝らも決勝会場に駆けつける。セミファイナルの審査員を代表してQuizKnock・須貝駿貴は「それぞれに価値のある研究で、審査は本当に難航しました。甲乙つけがたかったのですが、特に目を引いた3チームを選出いたしました。素晴らしい研究ばかりでしたので、やめることなく続けてください」とエールを送った。ファイナルへと進出した3チームは、それぞれの研究をさらに深めることを宣言していた。

そして、研究発表は決勝の舞台へ! 大会MCは、昨年に引き続き林修が務め、QuizKnock・須貝駿貴はリポーターを、ギャル曽根、チャンカワイ、トラウデン直美は、観客席で3チームのプレゼンを見守る。

高校生たちの熱のこもったプレゼンを決勝審査員として受け止めるのは…
QuizKnock・伊沢拓司や宇宙飛行士の野口聡一、京都大学前総長、大阪・関西万博プロデューサーなど各界の各界有識者たち!

▼決勝審査員(※五十音順)
伊沢拓司 (QuizKnock)
スチュアート・ミラー (Google for Education アジア太平洋地域マーケティング統括本部長)
中島さち子 (大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー/株式会社steAm代表)
野口聡一 (宇宙飛行士)
山極壽一 (大阪・関西万博 シニア アドバイザー/総合地球環境学研究所 所長) ほか

厳正な審査の末に、最優秀イノベーターとなり文部科学大臣賞が授与されるのは?
未来を変える可能性を秘めた、U-18たちのひたむきな研究発表にぜひご注目を!

【決勝情報】
大会名    :「Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~」2025年大会
MC:林修
アシスタント:大仁田美咲(ABCテレビアナウンサー) 
リポーター:須貝駿貴(QuizKnock)
ゲスト:ギャル曽根、チャンカワイ、トラウデン直美
発表者:出場校生徒(3チーム)
青森県立名久井農業高等学校/東京都立立川高等学校/鹿児島県立国分高等学校
決勝審査員:伊沢拓司(QuizKnock)、スチュアート・ミラー、中島さち子、野口聡一、山極壽一 ほか

開催日時:2025年7月22日(火)午後1時開演(予定)
開催場所:大阪・関西万博 EXPOホール「シャインハット」
観覧:どなたでも予約不要で観覧可能
※座席に限りあり
※観覧無料、万博入場料(チケット)は別途必要

【イベント情報】
前夜祭    :ベスト8によるプレゼン発表
出演者    :
MC(未定)
発表者 出場校生徒(5チーム)
岐阜県立大垣北高等学校/大阪教育大学附属高等学校 平野校舎/兵庫県立姫路東高等学校/岡山県立倉敷天城高等学校/愛媛県立西条高等学校 ほか
開催日時:2025年7月21日(月・祝)午後5時開演(予定)
開催場所:大阪・関西万博 EXPOホール「シャインハット」
観覧       :どなたでも予約不要で観覧可能
※座席に限りあり
※観覧無料、万博入場料(チケット)は別途必要

【番組情報】
番組名:「Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~(仮)」
放送日時:9月28日(日)午後1時55分~
テレビ朝日・ABCテレビ系列全国ネット
配信:TVer・ABEMAで見逃し配信予定
上記に加え、その他プラットフォームでの配信を検討中

番組情報

Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~

関連記事

おすすめ記事 おすすめ記事