新緑の草原を渡る春の風に吹かれて!〜福士誠二、曽爾高原を一望する倶留尊山(三重・奈良)を行く
気軽に登れる山=低山には心動かされる様々な魅力がいっぱい。
キャンプが趣味、アウトドア派で知られる俳優の福士誠二さん。今回訪れたのは、三重県と奈良県にまたがって広がる曽爾(そに)高原を入り口とする倶留尊山(くろそやま)、標高1,037m。山頂からは伊勢湾まで見渡せる絶景が待っている。


登山口のある曽爾高原自体の標高が700m超えなので、実際に山に登る高さとしては300m強。初めはのんびりと高原の風景を楽しみながら歩き始める。実は、曽爾高原は西日本でも有数のススキの名所として知られており、秋には黄金色の大草原を求めて各地から大勢のハイカーが集まってくる人気のスポット。一方、春から初夏にかけてはあたり一面が新緑で覆われて、まるでスイスの牧場のような雰囲気が味わえる。わざわざこの時期を選んでハイキングに訪れるリピーターも多いとのこと。
周囲には、およそ1500万年前の火山活動によって作られた山々があり、目指す倶留尊山はその中の最高峰。高原を横切っていよいよ登山道へ。前半は遮る木々もない、草原の道が山肌を縫うように続く。常に視界が開けているため来た道も行く道も見渡すことができ、景色を楽しみながら歩くことができる。

しばらくすると登山道は稜線をたどるようになり、岩場をいくつか越えると林間へと続いてゆく。倶留尊山の山頂に至る手前で二本ボソという山頂(996m)にさしかかる。その先には、今回の撮影で一番の景色が眺められる場所があるらしい。ということで、寄り道をしてみることに。そこは、通称「イワシの口」と呼ばれる突き出た崖の上。なるほど!三重の街並み越しに遠く伊勢湾までも一望できる、そこはまさに絶景ポイント。

撮影開始の時には重く立ち込めていた雲も、山を登るにつれて徐々に消えてゆき、倶留尊山の山頂に着く頃にはすっかり晴れ渡っていた。自称「晴れ男・福士誠二」の面目躍如!いよいよ恒例の頂メシの時間!


今回の「頂きメシ」に選んだのは曽爾村の米を使ったモチモチ米粉パン。曽爾高原へ向かう途中にある「曽爾高原お米の館」で調達。地元食材をふんだんに使った沢山の種類のパンはどれをとっても美味しそうだ。小麦粉のパンに比べてタンパク質が豊富で、水分含有率が高く、食感はもちもちしてやわらかで小麦粉のパンに比べ低カロリーが特長。福士さんお気に入りの米粉ピザには高原野菜を使っていて、素材の味がしっかりしていて食べ応えもある。「地元の味を目当てに低山を訪れるのも悪くないね!頂きメシ、頂きました! by 福士誠二」(合掌!)

気軽に登れる低山とご褒美ごはんを紹介中!「https://sky-a.asahi.co.jp/special/itadaki-meshi/」
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