「ラーメンの一杯は完成された宇宙みたい」 上原ひろみが、熱いラーメン愛と、バンドメンバーの冒険の物語を明かす!

MC下埜正太がアーティストに「凸撃」訪問してインタビューする音楽トーク番組『音凸ちゅーずDAY』(ABCテレビ)。アーティストがレコードに書かれたトークテーマを「ちゅーず!」して、 下埜の音楽知識と話術を武器にちょっと攻めたギリギリトークを展開します。今回は上原ひろみさんの後編。下埜のホームグラウンドともいうべきFM大阪85.1で、下埜がMCを務める番組『LOVE FLAP』(月-木11:30~)のゲストアーティストとして登場した上原さんと、OA後に音凸トーク!上原さんのプライベートにも迫ります。

■ラーメンの一杯にはロマンが詰まっている

続いて、上原さんが“ちゅーず”したカードは「Yes! Ramen!!」。Hiromi’s Sonicwonderのニューアルバムにも収録されている、自身にとっても大切な楽曲のタイトルです。「ラーメンへの積もり積もった想いを曲にしました」と語る上原さんは、ラーメンが大好き。「一杯の中にロマンが詰まっている。完成された宇宙みたい」と熱いラーメン愛を告白しました。

世界中の街をライブで訪れる上原さん。最近はアムステルダムもラーメン激戦区化しているといい、日本を出て海外の地でラーメンで勝負している店主に自分の仕事を重ねる部分もあるとか。ミュージックビデオは上原さんが足しげく通うラーメン店でも撮影されました。ラーメンについて話し出すと止まらないという上原さんからは、次々とラーメンの名店の名前が! バンドメンバーもラーメンを愛好し、ラーメンに込められた情熱を知って感動し、特別な思いでこの楽曲を演奏していると明かしました。いずれ、世界のラーメンご当地をめぐるツアーも企画されるかもしれません!?

■徐々に球体に変化してきた!? Sonicwonderのメンバーたち

MC下埜は、4人組のバンド「Sonicwonder」のメンバーの素顔についても迫りました。個性派ぞろいのメンバーを、上原さんは「2年ぐらいご一緒して、徐々に(角が取れて)球体になってきた」と表現。「みんなとにかく自由で、好きなことをするタイプ。ベースのアドリアンは、冗談をずっと言い続けているような人。それを時々受けてあげるのがドラムのジーン。トランペットのアダムも、時々ツボにヒットして『なんでこんなに笑ってるんだろう?』と思うほど笑っています」とそれぞれの素顔を語りました。

■ライブは毎回、違う冒険。「今日はどんな宝物が見つかるかな?」

アルバム『OUT THERE』には、組曲として約30分の楽曲を4曲収録。クラシックではおなじみの“組曲”が、上原さんは「やる側としても聴く側としても好き」なのだとか。「一本の映画を見るように起承転結を楽しめるし、一緒に並走している感じがする」といいます。ライブでも演奏が終わった瞬間には全員とハイタッチしたくなるような一体感が生まれるそう。

「今は長い時間何かを見ることのない時代なので。体験した人にしかわからない一体感っていうものがあるんですよね。ライブではいつも『冒険の準備はいいですか?』と言って始めるんです。場所ごとに全然違う音楽になっていくので『今日はどんな冒険になるかな? どんな宝物が見つかるかな?』と思いながら進んでいくんです」と、RPGゲームのダンジョンのような感覚を楽しんでいると語りました。

上原ひろみオフィシャルサイト 

https://www.hiromiuehara.com

番組情報

音凸ちゅーずDAY
毎週火曜 深夜0時17分~0時24分放送

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