「ヴェルディに来ない方がいい・・・」 来日48年目のレジェンド元Jリーガー 元浦和レッズ・小野伸二の自宅に訪問し、衝撃発言!?
芸術的なトラップ&パスでファンを魅了した日本サッカー界のファンタジスタ、小野伸二が、自身の浦和レッズ入団にまつわる驚きの事実を明かした。小野が高校2年の時、子どもの頃からの憧れだったJリーガーが静岡県の自宅を訪問。勧誘に来たはずのそのJリーガーは、ある意外な言葉を口にしたという……。

小野が子どもの頃から大好きだったJリーガーとは、ヴェルディ川崎(当時)の司令塔として活躍し、今年で来日48年になるレジェンド、ラモス瑠偉。彼が「覚えてないかも知れないけど誰があなたを浦和レッズに行かせた?」と質問すると、小野は「ラモスさんです」と即答した。

「実は17歳、高校2年生ぐらいの時、静岡県沼津市にある僕の実家にラモスさんが来てくださって」と話す小野。ラモスが「選手として口説きに行った」と補足すると、小野は「(やってきたのは)ヴェルディの強化部の人とラモスさん。ラモスさんは現役だったんですけど、僕がラモスさんを大好きなんで、たぶんの強化部の人はラモスさんを連れてったら(僕が)絶対来るだろう」と目論んでいたのではと推測した。

しかし小野を驚かせたのは、その時のラモスの発言だった。「なんとラモスさんが『ヴェルディ来ない方がいい』って。誘われたと思っていたのに」と小野。ラモスはその時、小野から「ラモスさんがヴェルディ辞めたらどうなるの?」と聞かれ、「アカンアカン。あそこダメになってしまうってハッキリ言った」ことも明かした。

見取り図盛山からの「なぜ浦和レッズがいいと思ったんですか?」という質問に、「浦和の顔になって欲しかったから。埼玉の星になって欲しくて」と答えたラモス。

濱家が「その時、もしラモスさんが『ヴェルディに』って言ってたら、ヴェルディに行ってたかも知れない?」と尋ねると、小野は「たぶん行ってましたね」と回答。濱家が「すごい話。それで浦和レッズ行ったっていうのがね」と驚くと、ラモスは「でも(真二は)浦和行って良かった。埼玉の星になってくれたから」と嬉しそうに話した。

なお、この小野とラモスのエピソードは、5月21日に放送されたバラエティ番組『これ余談なんですけど・・・』で明らかになった。
