登山好きイケメン俳優が関西の山に初挑戦!笠置山(京都)で濱正悟が名物料理に感動!

気軽に登れる山=低山には心動かされる様々な魅力が一杯。 今回、番組で登る山は京都府相楽郡笠置町にある標高わずか289mの低山、笠置山。山登りが趣味だという俳優の濱正悟さんにとっては少々物足りなかったかも知れない、というスタッフの心配をよそに、和やかな雰囲気の中で撮影スタート。語り口は淡々としているが元々そういうキャラのようで、本人はこれでもテンション高めなのだとか。

©️スカイA

笠置山は鎌倉時代後期に倒幕を掲げた後醍醐天皇軍が鎌倉幕府軍に追い込まれて籠った場所として有名だが、実は歴史はもっと古く、奈良時代にはすでに修験道の行場として広く知られていた。平安時代に入って、清少納言も枕草子の中で「寺は壷坂、笠置、法輪・・・」と3つの寺を挙げているが、その笠置とは、まさにこの山に置かれた笠置寺のこと。軽い足取りで歩を進める濱正悟さん、道中、数々の歴史的な逸話に出逢いながらの登山になる。

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登山道に入ってほどなく、庚申堂を見つけた濱さん。庚申堂とは中国道教が仏教、修験道、神道、日本の民間信仰などと融合した「庚申信仰」に基づき建てられたお堂のこと。多くの場合、道教に由来する青面金剛が祀られているが、神道に影響された信仰として、「庚申」の「申=さる」と「猿」を結びつけて「猿田彦神」を祀る場合もあるという。猿田彦神は天孫降臨の際に天照大神の命を受けて道案内をした神で、道中安全のご利益をもたらしてくれるともされている。この庚申堂で登山の安全を祈願して先に進む。

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傍らに巨岩が点在する整備のゆき届いた登山道は笠置寺への参道でもある。やがて山頂のすこし手前にあるお寺に到着。桜が満開のこの境内、元々は修験道の行場だった場所で、その修行を擬似体験しながら山頂を目指すのが一般的なコース。笠置の地名の由来となった大岩「笠置石」、身を清めるために狭い岩のトンネルを潜り抜ける「胎内くぐり」、さらに「太鼓石」「ゆるぎ石」と行場巡りは続き、笠置山一番の眺望スポット「平等石」に到着。かつてこの岩の周囲を駆け回る修行が行われていた巨大な岩で、その上に登ると眼下には木津川にそって笠置町の街並みが一望できる。

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見どころ満載の行場を一巡していよいよ山頂へ。標高289mの山頂は後醍醐天皇の行在所跡(行幸の際に一時的に滞在する場所)となっている。鎌倉幕府軍に追われた天皇が身を寄せた場所であった。さて、このあとはお待ちかねの「頂きメシ」!

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今回の登山の目的のひとつ「頂きメシ」は笠置名物「きじ料理」。山頂から来た道を下り、笠置寺山門の手前にある料理旅館「松本亭」へ。行きの登り道から見えていた看板がずっと気になっていたという濱さん、注文したのはオススメの「きじ焼き定食」。釜飯と味噌汁、デザートまで付いてボリューム満点。きじ焼きは、添えられた抹茶塩か柚子胡椒でいただく。思ったよりもジューシーで柔らかく、クセもなく食べやすい。きじ肉は高タンパクで低カロリー、山を登った後のご褒美メシにぴったり、これだから登山はやめられない。行場巡りを堪能し、山ゴハンを堪能したイケメン俳優の笑顔が印象的であった。

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ロケの途中で、「お茶のCM、やってみたいんだよね」と言い出した濱さん。ということで平等石の上で演じてもらいました!その出来栄えは?気になる人は番組を見てね!

気軽に登れる低山とご褒美ごはんを紹介中!https://sky-a.asahi.co.jp/special/itadaki-meshi/

「登山で頂きメシ」はTVerで配信中!

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