ぎっくり腰でロケ中断事件から1年弱…「このままでいいのか」 上方漫才コンテスト2024王者、コルセット装着で本気プロレス

関西若手芸人の登竜門『第54回NHK上方漫才コンテスト』で優勝するなど、実力派コンビのフースーヤが、約1年前の事件を乗り越えて、再び体を張った! 当時腰を痛めた田中ショータイムはコルセットを装着し、相方の谷口理とプロレスに挑むが……!?

【動画】腰に爆弾を抱えたフースーヤ田中、同志社唯一のレスラーから大技を受けることに。首をつかまれて持ち上げられ……「アカン!」

フースーヤといえば、語感の良いギャグフレーズが持ち味。その1つが、「オー・マイ・ゴッドファーザー降臨」だ。実は田中ショータイムは、『なるみ・岡村の過ぎるTV』2024年6月3日放送回で、いつも通り決めポーズと共に同フレーズを放ったところ、なぜか腰を痛めたことがある。当時はロケが一時中断となり、スタッフはザワつき、スタジオは驚きと苦笑いが巻き起こった。

“ぎっくり腰でロケ中断事件”後、番組では田中の腰に配慮し、フースーヤのロケは街ブラなどを中心にしていた。あれから1年弱が経ち、「このままでいいのか」という思いから、スタッフはフースーヤを、同志社大学の学生プロレス団体「DWA同志社プロレス同盟」へ放り込むことに。

同志社プロレス同盟は、47年も歴史があるサークルだが、現在の所属レスラーはたった1人。試合ができず、廃部の危機にひんしている。そこで同サークルを救うべく、フースーヤは同志社唯一のレスラーを応援! 関西屈指のプロレス団体「ドラゴンゲート」に協力してもらい、新入生歓迎会で特別試合を開催し、集まった学生たちへアピールすることに。

会場を盛り上げるために、フースーヤも特別試合に参戦決定! 腰が心配な田中は、赤いパンツの上にコルセットを装着して万全の体制だ。そんな田中をなるみは、「怖いわ、腰~」「大丈夫?」と心配。一方でナインティナインの岡村隆史は、「コルセットみたいなのが気になってしゃーない。せめて赤にしてくれへんかな。白やからなんか痛いんやろな思ってまう」とツッコんだ。

©️ABCテレビ

田中は、試合本番で司会者や解説者たちからも腰を心配されたが、谷口とギャグや見事なコンビネーション技を披露! お馴染みのギャグ「ダブルチャーハン」に加えて、タッグの大技「ホイップ・ティヘラ」「W619」「ダブルブレーンバスター」を連続で決めた。最終的にフースーヤは、対戦相手であるドラゴンゲート所属の“空中殺法の達人”に負けてしまったが、同志社唯一のレスラーが戦うメインマッチに向けて、会場を大いに盛り上げられた。

メインマッチでは、同志社唯一のレスラーの必死に頑張る姿や、彼の熱過ぎる思いが、多くの観客たちの心を震わせた。ボルテージが最高潮に達した会場には、学生レスラーへの大コールが響き、感極まって涙する観客も……。その様子をスタジオで見守っていたなるみと岡村も、拍手が止まらなかった。なお、まさかの感動回になった『なるみ・岡村の過ぎるTV』は、5月12日に放送された。

【動画】フースーヤ谷口「テレビで泣いてもうたよ」「M-1グランプリ負けた時以来」 同志社唯一のレスラーが大奮闘。涙必至の感動展開に!

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