「景色が変わりすぎて、中国の実家に帰れない!」 中国のトップ・習近平ってどんな人? 中国人の不可解な“あたりまえ”を東アジアの専門家が激白!

1億人もの党員を有する世界最大の政党、中国共産党。そのトップである習近平氏の野望について、『正義のミカタ』出演中の東アジア専門家・近藤大介氏が、番組公式YouTube『正義のミカタチャンネル』で明かした。さらに、日本人にとっては理解できない中国人の“あたりまえ”と、その対策について辛口アドバイス!?

情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)では、これまでに「中国」のミカタを、さまざまな角度から解説してきた。4月から番組に加わったニューフェイス・東留伽アナウンサーが、今回も“新入り”ならではの目線で、中国についてのギモンを近藤先生に直撃。尖閣諸島や技術流出の問題など、中国のあんな話、こんな話が次々と飛び出す!

習近平氏は、2012年の11月に第18回目の共産党大会で党のトップに就任した人物だ。習氏は中国の「建国の父」である毛沢東を崇拝。「21世紀の毛沢東」をめざしているという。近藤先生によると、習氏は毛沢東が果たせなかった野望を胸に、あの手この手で国力を強化している。

その名が示す通り、中国は自らを世界の「真ん中の国」と捉えている。この数年きな臭い話題が絶えない尖閣諸島周辺でのトラブルも、中国の発想に従うと「国内」の問題だからこその行動だという。中国は、陸で接している14の国々それぞれを「中国の延長」にあると捉え、例えば雲南省に面しているミャンマー、黒竜江省の地続きであるロシアの諸問題も中国にとっては自国のトピックに相当するのだとか。

さらに習近平氏が掲げている最大の野望は、「ひとつの中国」として台湾統一を果たすこと。それを成し遂げれば、習氏は「毛沢東超え」を達成できる。彼の掲げる「一帯一路」にもとづき、中国は2035年までに、あらゆる面でユーラシア大陸のナンバーワンになることを中期目標としている。そればかりか、建国100年の節目である2049年までに、世界でナンバーワンとなりアメリカをも超える、という目標を明言しているのだ!

その野望を果たすため、彼は「軍民融合」という政策を実行し、軍と民間企業をひとつに融合。次々に法律を書き換え、民間企業の優れた技術があれば軍に吸い上げて国力を強化することを可能にしてきた。

そんな中国は、この数年で目覚ましい変貌を遂げている。近藤大介先生からは、日本在住のある中国人が「2年ぶりに実家に帰ろうとしたら、あまりに風景が変わっていて…親がどこにいるか分からず、実家に帰れなかった!」という衝撃のエピソードも。

さらに近藤先生は、「騙すより騙されるほうが悪い」という中国的な発想についても激白。中国人が日本に来ると、暗証番号が4桁しかない銀行のセキュリティに「これでいいの!?」と驚くそう。「ここに隙があるからここを行く」というしたたかな発想で、何事においても抜け道をかいくぐり、日本に対してもあの手この手で外交戦略を駆使しているのが中国なのだ。

近藤先生は、そんな中国に対してこれから日本がどう対応していけばいいか、番組公式YouTube『正義のミカタチャンネル』でアドバイス。番組では語りつくせなかったあんな話、こんな話を深掘りしている。

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