なぜ『anan』という雑誌名なのか?知られざるパンダ外交との関係とは!?

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4月24日、和歌山県の人気テーマパーク・アドベンチャーワールドは、飼育しているジャイアントパンダ4頭を全て中国に返還することを発表した。5月3日に放送した情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)では、“パンダ外交”の実態を取り上げたが、その実態を知ったパネラーたちからは非難轟々。「パンダはもういいって」という声も上がり、スタジオでは大いに盛り上がった。 そこで、放送では入りきらなかった話を番組公式YouTube『正義のミカタチャンネル』でさらに詳しく解説。ファッション雑誌の『anan』と“パンダ外交”の意外な関係が明らかとなった。

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1970年に創刊された雑誌『anan』は、当時モスクワ動物園で飼育されていたパンダの名前が由来だった!

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パンダの力はものすごく大きいと語る東アジア専門家の近藤大介氏。1960年代の終わり、当時のソ連とイギリスは東西冷戦の真っ只中だった。そんな中、ロンドン動物園のオスパンダと、モスクワ動物園のメスパンダを繁殖させるプロジェクトが発動。このプロジェクトは失敗に終わったものの、冷戦雪解けのきっかけとなったとのこと。さらに、このプロジェクトは当時大きな話題を呼び、モスクワ動物園のメスパンダの名前『アンアン』が雑誌『anan』のネーミングの由来の一つとなったのだ。

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近藤大介氏の解説で雑誌『anan』のネーミングの由来が明らかとなったが、他にも近藤大介氏が新卒で入社した講談社において、新人で『FRIDAY』に配属された話など興味深いトークが繰り広げられた。

なお、東留伽(ABCテレビアナウンサー)MCを務める番組公式YouTube『正義のミカタチャンネル』では、放送で入りきらなかった話をさらに解説している。

番組情報

教えて!ニュースライブ 正義のミカタ
毎週(土)あさ9:30

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