『探偵!ナイトスクープ』屈指の大号泣神回 亡き14歳息子の夢を52歳母が叶えた…親子の“一心同体ラグビー”を再配信
「これぞ神回」「過去最高」などと反響を呼んだ、バラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)の「亡き息子リョウスケの夢」放送回が再配信。「亡き息子リョウスケの夢」は、14歳で他界した息子の夢を叶えるために、当時52歳だった母親が奮闘したエピソードだ。運動オンチな母親が、“息子として”超強豪ラグビー部に入部し、親子が“一心同体”になった瞬間は、何度見ても涙が止まらない……!
【動画】52歳母が涙「行こう、リョウスケ。一緒に行こう」 夢の地へ向かう親子のBGMは、息子が大好きだったバンドの名曲で……。
2024年6月28日に放送された「亡き息子リョウスケの夢」の依頼者は、当時52歳だった母親。彼女は、ラグビーが大好きだった14歳の息子・リョウスケさんを、2023年10月に不慮の事故で亡くした。心の整理がつかない母親にふと芽生えたのは、「リョウスケになりたい」という思い。彼が入学を夢見たラグビーの超名門・東福岡高等学校へ行き、「リョウスケとしてグラウンドに立ち、リョウスケと仲間になっていたかもしれない部員たちと共に練習をする。そんなリョウスケの追いかけていた夢の1つを叶えたい」と考えたのだ。
母親の熱意に、ラグビー経験者の探偵・真栄田賢(スリムクラブ)は心を打たれ、バラエティ番組の取材は断っているという東福岡も依頼を快諾。母親は、東福岡ラグビー部153人目の部員“リョウスケ”になり、特別に練習に参加させてもらうことになった。しかし、彼女はリョウスケさんと違ってスポーツ全般がかなり不得意。パスやタックル、走り込みといった非常にハードな練習で、あっという間にヘトヘトに……。
しかし、母親は弱音を一切吐かなかった。むしろ彼女は、「楽しいです!」「みんなでトライを取りに行くのが好き!」と、笑顔で練習に食らいついていった。仲間と協力し、敵チームを押し切ってとにかくボールを前へ前へと運ぶ……。それは、生前のリョウスケさんのプレースタイルそのもの。東福岡のユニフォーム姿でグラウンドを駆ける母親には、まぎれもなくリョウスケさんが宿っていた。
東福岡ラグビー部に感謝する母親の号泣シーンはもちろん、終始胸を締め付けられる映像に、スタジオ一同が涙。放送当時、号泣した視聴者も多い。X上には、「もうティッシュが何枚あっても足りません……これぞ神回」「探偵ナイトスクープ過去最高かも」「大号泣でした。天国のリョウスケ君も喜んでいるはず」「途中リョウスケ君に入れ替わってたんじゃないかと思うくらい、楽しそうにラグビーしていた52歳のお母さん。涙が止まりませんでした」といった声が続出した。
放送後に東福岡ラグビー部は、「令和6年度福岡県高校総合体育大会選手権大会 兼 全国高校総合体育大会福岡県予選 兼 第104回全国高校大会福岡県予選大会」で優勝。25年連続35回目の快挙だ。同部は、部員たちがリョウスケさんの顔写真クッションと写る集合写真を添えて、Instagramで優勝を報告。これに真栄田探偵は、「写真見て下さい。リョウスケ君がいます。東福岡高校に敬意と拍手を。涙が出た」とXで反応し、再び感動を呼んだ。
涙なしには見られず、後日談も感動する「亡き息子リョウスケの夢」。このエピソードを含む3本の依頼が紹介された『探偵!ナイトスクープ』2024年6月28日放送回は、動画配信サービスTVerで無料配信中だ。
【動画】生前の息子の映像、親子の“一心同体ラグビー”、母親が号泣したラストシーン……。スタジオ一同も視聴者も終始涙、涙、涙
