大河ドラマ『べらぼう』が関係? 大阪・四ツ橋ビル街に広がる別世界…なぜそこだけ石畳なのか?衝撃謎解きにスタジオ騒然

大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』が、大阪・四ツ橋の知られざる歴史ミステリーに関係している!? タレントの河合郁人とABCテレビの古川昌希アナウンサーが調査に向かうと、都会のビル街にそぐわない別世界が広がっていた!

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別世界が広がる場所は、四ツ橋交差点から徒歩約5分の新町エリア。ビルに囲まれた路地に、趣のある石畳の道が約40メートルにわたって伸びているのだ。現地にやってきた河合と古川アナは、「歴史がありそう」「神社の参道っぽい」とポツリ。大昔にここに多くの店が建っていたことを知り、石畳の道=参道商店街と推測した。

その後、河合と古川アナは近くの新町北公園と、御菓子司 廣井堂を調査。かつてこの近くに、「新町演舞場」という、芸妓たちの演舞場があったことを知った。新町演舞場の当時の写真を見た河合は、「建物の周りの雰囲気は、石畳の雰囲気に似ている」と感じ、「石畳は、賑わった演舞場の名残」と考えた。

歴史探訪プランナーの森なおみさんいわく、石畳の道は参道ではないとのこと。石畳の道の周辺は、「400年前の江戸時代にできた街」で、「東京・京都と並ぶ“日本三大○○”と言われるほど有名なエリア」だったのだとか。そこで森さんは、「(新町北)公園に行って、廣井堂さんの和菓子でも食べながら、の~んびりお花見すれば、もうその情景、答えが出てきますね」と、河合と古川アナにアドバイスした。

日本三大○○とは何か? 河合と古川アナの脳内に、“演舞場説”から派生した“芸妓説”、さらには“歌舞伎説”や“浄瑠璃説”が出る中で、新たに“花魁説”が浮上! そのきっかけは、2人が廣井堂でもらった土産の1つ・夕霧もなかだ。花魁のイラストが描かれたパッケージを見た古川アナは、「僕、今『べらぼう』にめちゃくちゃハマっている」と明かしつつ、河合と一緒に新町北公園で花見を始めた。

仮説が乱立する中で、河合と古川アナは、土産の中に桜関連の和菓子が多いことが気になった。公園内の石碑にも桜について記されていたため、最終的に2人は、「江戸時代、大阪の新町は桜が有名で、石畳は“日本三大花見の名所”の名残」と考えた。

自信満々な河合と古川アナだったが、彼らの推理は100点満点中……0点! 日本三大○○の○○とは、花見の名所ではなく遊郭だった。かつて大阪の新町には、江戸の吉原、京都の島原に並ぶ遊郭があった。ちなみに、河合と古川アナが食べた夕霧もなかは、新町遊郭一の美女・夕霧太夫から名づけられている。

実は新町北公園の辺りは、かつて新町遊郭の中でも特に格式が高い場所だった。当時は豪華絢爛な花魁道中が行われており、例の石畳はその時代からあったらしい。つまり、都会のビル街にそぐわない不自然な石畳の細道は、日本三大遊郭の名残だったのだ。

事前にヒントのスポットを訪れ、花魁説も考えたのに、0点を取った河合と古川アナ。そんな彼らを、「安直満開!」と森さんが怒ったのは言うまでもない。安直な“花見の名所説”が出た瞬間は、スタジオも騒然。全出演者が首を傾げ、「え!?」といった声でいっぱいに。VTR公開後は、「なんでそっちの方向に行くのか」「ヒントめっちゃあったのに」「なぜソレに辿り着いてしまったか」と、ツッコミの嵐が巻き起こった。

なお、「なんでやねん!?」と言いたくなる河合と古川アナの謎解きは、『newsおかえり』(毎週月曜~金曜午後3時40分 ABCテレビ)の人気コーナー「古川×河合のなんでやねん!?」4月15日で紹介された。

番組情報

河合&A.B.C-Z塚田×古川アナ「なんでやねん!?」(news おかえり)
毎週(火)

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