陣内孝則 話題のウイスキーを牡蠣にかけちゃう!?
「ゲストの旅」は、陣内孝則が夏の北海道でグルメ旅。
北海道の東部に位置する日本有数の港町、釧路にやって来た陣内は、大好きなカニが食べたいと新鮮な魚介類が並ぶ釧路和商市場へ。ここは、1954年に設立された釧路で最も歴史ある市場で、市民の台所としても親しまれている。早速、老舗のカニ専門店 カネシマ嶋田商店(北海道釧路市)で大好物の毛ガニを購入。その場で蒸してもらい、出来立てのカニの甘みに大満足。
日本最大の湿原、釧路湿原の東側にある細岡展望台(北海道釧路町)へ。釧路湿原の中を蛇行する釧路川、雄阿寒岳・雌阿寒岳を望むことができる。湿原の向こう側に沈む夕陽は絶景。釧路湿原は、エゾシカやキタキツネのほか、特別天然記念物のタンチョウなど多くの野生動物が生息している。
“湿原の神”ともいわれるタンチョウの保護施設 釧路市丹頂鶴自然公園(北海道釧路市)を訪ねる。ここは、1958年に絶滅の危機にあったタンチョウを保護・観察するために開園した施設で、世界で初めてタンチョウの人工孵化に成功した。陣内は、5月に生まれたばかりのヒナと対面し、その愛らしさに癒される。
釧路での宿は、釧路湿原近くの貸別荘 つくしヴィレッジ(北海道鶴居村)。檜のお風呂や薪ストーブで四季を感じながら安らぎの時間を過ごすことができる。部屋からは、キタキツネやエゾシカを眺めることもできるという。陣内も「自分を取り戻すときに来てみたい別荘」とリラックス。
炉端焼き発祥の地ともいわれる釧路。新鮮な魚介を自分で焼いて食べることができる 海鮮炉端 浜番屋(北海道釧路市)を訪ね、炭火焼に挑戦。「タラバはやっぱり焼きだよね!」と陣内は焼きタラバや生ホッケのちゃんちゃん焼き、北海道のジャガイモ、アスパラなどの野菜を炉端で焼き、地元ならではの味を満喫する。
釧路市と根室市の中間に位置する厚岸町へやって来た陣内は、世界最高賞を取ったウイスキーの蒸溜所へ。ウイスキーの本場イギリスの品評会「ワールド・ウイスキー・アワード2022」で世界一のブレンデッドウイスキーに輝いた厚岸蒸溜所(北海道厚岸町)。ここは、2016年に開かれた蒸留所で、スコットランドの伝統的製法と厚岸らしい風味が融合したウイスキーを製造している。1日の中でも天候や気温が大きく変わる環境や、潮風になって蒸留所へと運ばれる海霧が熟成を深めるという。
道の駅 厚岸グルメパーク 厚岸味覚ターミナル・コンキリエ内のオイスターバール ピトレスク(北海道厚岸町)。ここでは、厚岸湾を一望しながら種類豊富な牡蠣料理を堪能でき、
厚岸産生牡蠣にお好みの厚岸ウイスキー垂らして味わうセットは、厚岸ならではのマリアージュ。「新しい世界が開けた」と陣内もご満悦。
霧多布半島の東側に位置する霧多布岬を見晴らす霧多布岬展望台(北海道浜中町)をあとにし、最後は、念願だった夏のカニを求めて浜中町へ。浜中漁業協同組合の漁師さんが獲った、昆布の分布が多い道東の海でしか獲れない夏が旬のカニ、花咲ガニの茹でたてを港で食べる。「これを食べに北海道に来る価値がある!」と旅を締めくくった!
陣内孝則の北海道の旅は「朝だ!生です旅サラダ」(ABCテレビ・テレビ朝日系列/毎週土曜 朝8時から Tver見逃し配信あり)で放送しました。