井内悠陽 俳優人生を変えた! 「自己解放」の授業で、全員がサルになる!?
こんにちは!日本一陽気なオフィスレディ喜多ゆかりです。
今回は、イケメン若手俳優ユニット「WAVE」のメンバーが健気な犬系男子を演じ、強気女子を癒すハートフルドラマ『犬系男子』(ABCテレビ3月22日(土)深夜1時 TVer、ABEMAで見逃し配信)に出演する井内悠陽さんへのインタビュー後編です。
『犬系男子』で柴犬を演じる井内さん。台本で予定されていた壁ドンが中止になった驚きの理由、そして俳優人生を変えた思い出の授業についてお聞きしました。

――「犬系男子」撮影現場の雰囲気はいかがですか?
すごく楽しかったです。全員、犬の名字になっているのですが、それぞれの性格が結構本人のキャラクターと合っていて、わかりやすく普段のみんなの性格がちょっとオーバーに表現されているので『犬系男子』を見たらWAVEメンバーの性格がよくわかると思います。最終話では、犬系男子が7人全員集まるので、これは見ものです。

――井内さんはかわいい柴犬なのに第1話のラストシーンで「男らしく壁に手をついて・・・」と台本にありました。あれは壁ドンですか?
あの壁ドンですか・・・あれはなくなりました。
――え!楽しみにしていたのですが・・・
撮影現場に行ったら監督が「いい壁がない!」ってなって、なくなりました(笑)。

――「犬系男子」を見るからには、キュンキュンしたいのですが・・・第1話のキュンポイントは?
まさに、そこなんです!ラストです!壁ドンはなくなったのですが、それ以上にドキドキの展開に・・・お楽しみに!柴のキャラクターは、最初元気いっぱいで職場の女性の先輩に対しても「先輩ーっ!全力で頑張ります!」という溌溂とした感じですが、実は柴犬って狩猟犬でもあるので、ラストでガラッと雰囲気を変えます。そのシーンは、監督が一番楽しそうでした。
――女性監督ですか?
いえ、男性ですが、「このシーン、きたね~。」みたいな(笑)。先輩役は、『爆上戦隊ブンブンジャー』でも共演させていただいた森日菜美さんだったので、緊張をしすぎず臨めました。
――柴のセリフで「狙ったものは絶対に逃したくないんで」というセリフがあったんですけど、最近ゲットしたものありますか?
UFOキャッチャーですね! 僕の大好きなキャラクターのフィギュアを4000円かけてGETしました。「絶対に欲しい!」ってなり、やり続けたら4000円もかかっちゃいました。途中で、心が折れかけたのですが、「ここまで来たら逃げない!」と思いゲットをしました(笑)。

――俳優をする上で一番大事にしていることはなんですか?
健康第一・・・
――全然、説得力がないです(笑)!
【ツッコミを入れた理由はコチラ!井内悠陽 料理は茹でるのみ!?】リンク
俳優は、体が資本なので健康第一なのと、演じるときは「自分を捨てる」というのが、すごく大切だなとレッスンを通して学びました。今回だったら犬を演じていますが、恥ずかしいというような気持ちは全部邪魔になってしまうので、そういう気持ちを脱ぎ捨てるといいますか、ありのままを見せる。いつどんな役が来ても対応できるように「自分を捨てる」というのはすごく大切だなと思います。
そこに気がつかせてくれたのは、「自己解放」というレッスンでした。元々、人前に出るのが得意な方ではなかったのですが、「自分が思っているほど、人って自分のこと見ていない」ということに気づいてから、そこから演じるということが楽しくなりました。

――ちなみにどんなレッスンなんですか?
例えば、急に先生が「誰が一番猿のモノマネをみんなの前でうまくできるか、はい!スタート!」みたいな。そうしたら、男女問わずひたすらみんな猿になりきるわけです。あれが、やはり自分を解放できるようになったきっかけですね。
――最後に、井内さん演じる柴の注目ポイントをお願いします。苦手な締めの言葉ですね(笑)。
【井内悠陽が締めは苦手な理由!舞台で挨拶を振られてとった驚きの行動とは?】
1年間、『爆上戦隊ブンブンジャー』を見ていた方は、範道大也のイメージが強いと思うのですが、今回は全然違うかわいいキャラクターです。そして、第1話のラストでそのキャラが一気にガラッと変わります。監督に「視聴者をキュンとさせるように」と言われ、それを目標に頑張ったのでぜひ見ていただけたら嬉しいなと思います。

『ショートドラマSP 犬系男子』は、ABCテレビにて3月22日(土)深夜1時放送。放送終了後、TVer、ABEMAで見逃し配信。
▼筆者プロフィール 喜多ゆかり 元ABCテレビアナウンサー。現在は“日本一陽気なオフィスレディ”として取材・インタビューなども執筆。
