「ポツンと一軒家」 静岡県の山奥で、スマホを使いこなす97歳のおばあちゃん!!見守りカメラ7台の理由とは・・・
静岡県の深い山奥で、はつらつと畑の世話をしながら一人暮らしを続ける97歳! そこには母子の深い愛情にあふれた家族の物語が!

23日(日)の「ポツンと一軒家」は、静岡県の山の中でポツンと一軒家を発見! うっそうとした山の中に広大な敷地があり、手入れの行き届いた畑と、ひときわ大きな水色の屋根の建物が目を引く。今回は静岡県内でもかなり山深い場所のようで、捜索隊は山道を1時間以上走り続けて、ようやく最寄りの集落へとたどり着く。道沿いにある商店で聞き込みをすると、近くにある民宿のご主人が、この辺りの山に詳しいという情報が。すると、偶然にもご主人(89)が商店へとやってきた。
衛星写真を確認するやいなや「ああ、ここは90代半ばのおばあちゃんが一人暮らししていますよ。今、流行りの電話機(スマホ)も使いこなしていてね(笑)」と詳しく教えてくれた。
「途中まで案内しましょうか」と、89歳ながら闊達なご主人の誘いに、捜索隊は恐縮しながらも案内をお願いすることに。

山沿いの道にある集落から、川を越え目指す一軒家のある山へと向かうと、そこは陽の光を遮るほどの林道が続く。山を一つ越え、さらに急傾斜の山道はどんどん続く。捜索隊は「こんなにも深い山奥で90代の方が一人暮らしを?」と、一軒家の住人へ思いをはせながらさらに山奥へと車を走らせる。
荒れた崖道の先、視界がひらけると、ついに一軒家が見えてきた。笑顔で迎えてくれたのはなんと御年97歳のはつらつとしたおばあちゃんだった! 13年前にご主人を亡くして以来、この地で一人暮らしをしながら畑仕事もしているという。自宅から300mほど離れた畑へは「ちょっと散歩がてら」と、毎日のように通い、白菜やジャガイモといった野菜の世話をしている。
週末になると、長男(71)や三男(64)が自宅を訪れ、1週間分の買い物もしてくれている。さらに、自宅には7台もの“見守りカメラ”が設置されており、ふだんから息子たちが母の暮らしを確認しつつ、「寂しくさせないように」と連絡も取り合っているという。息子たちへ連絡を取るときのスマホ操作も手慣れたものだ!

山奥での一人暮らしを続ける97歳のおばあちゃんの元気な姿、そして息子たちとの深い愛情に、スタジオでは北村有起哉が「長生きの秘訣ってこういうことなんだなって思いました」と、しみじみ語っていた。
ABCテレビ・テレビ朝日系列で『ポツンと一軒家』は、毎週日曜ごご7時58分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。
