大阪・四条畷駅が四條畷市にないのなんでやねん!? “往生際が悪い”A.B.C-Z塚田僚一、通行人の“予言”的中で撃沈

JR学研都市線「四条畷駅」の所在地は、実は「四條畷市」ではない! その謎を探るA.B.C-Zの塚田僚一とABCテレビの古川昌希アナウンサーは、途中で通行人から“不吉な予言”をされてしまった。その予言が見事的中し、2人はまさかの事態に……!
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四条畷駅の所在地は、四條畷市ではなく、実は大東市。大東市と四條畷市の市境は、四条畷駅から100メートルほどの場所にある。なぜ、四条畷駅は四條畷市にないのか? 現地にやって来た塚田は、「四条畷駅は、かつて四條畷市の中にあった」が、「市境が変わった」ことで現在の場所(大東市)にあると推測。この考えに古川アナも、「そうとしか考えられない」と同意した。

「市境が変わった」という塚田と古川アナの予想はハズレ。実は四条畷駅は、明治28年に開設され、その後、大東市と四條畷市ができたんだそう。つまり、最初から今の場=大東市にあった。鉄道ライターの伊原薫さんいわく、四条畷駅はもともとターミナル駅だったのだとか。「人が集まる施設があったからこそ、ターミナル駅なんですよね」「つまり、四條畷市というよりも、今のその場所がベストポジション」「ヒントはその辺りの『住所』」「駅前をしっかり見てください」と、伊原さんは塚田と古川アナに伝えた。

伊原さんの言葉で、四条畷駅前にある「四條畷神社」と書かれた石碑と、「四條畷市楠公」という住所に着目した古川アナ。四條畷神社といえば、大阪・河内の武将・楠木正成の息子・正行を祀る場所であり、「楠公」=楠木正行だ。そのため古川アナは、駅が現在の位置にある理由を、「楠公を祀る四條畷神社に参拝者を運ぶため」と推測した。

古川アナの考えに塚田は、「いかにもすぎる」と、まさかの対立! 四条畷駅の目の前にある四條畷学園と、「大東市学園町」という住所に注目し、「(駅が現在の位置にある理由は)四條畷学園の生徒を運ぶため」と考えた。両者は考えを譲らなかったが、やがて古川アナが「そこまで言うなら……」と根負けし、塚田の意見を2人の最終予想とした。


そんな塚田と古川アナの推理の結果は、100点満点中……残念ながら0点! 正解に関係していたのは、古川アナの予想通り四條畷神社だ。四條畷神社は、四条畷駅から東へ1キロほどの場所にあり、その反対側には楠木正行公御墓所がある。2つをつなぐ通りは、言わずもがな参道だ。「神様の通り道の上を線路が跨ぐなどありえない!」ということで、四条畷駅は参道の手前である大東市の今の場所に開業したのだった。

実は、調査中に通行人から「頑張れ0点!」と応援されていた塚田と古川アナ。通行人の予言が的中したかのように0点を取ってしまい、2人ともうなだれた。「うわ~2分の1外した!」と、塚田は特に悔しそう。答え合わせ中も諦めきれないのか、塚田は鳥居を見て「学校の門、てことないよね?」と足掻き、伊原さんから「ちょっとそれは往生際が悪いです」と笑われた。
なお、塚田と古川アナの謎解きの様子は、情報番組『newsおかえり』(ABCテレビ)の人気コーナー「古川×塚田のなんでやねん!?」3月11日放送回で紹介された。『newsおかえり』は、毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中だ。
