「京都の魔界?」「関西最恐?」と言われるスポット・清滝トンネルにA.B.C-Z塚田僚一&古川昌希アナ潜入 その先には重大な歴史ミステリーが
「京都の魔界?」「関西最恐?」の異名を持つ有名スポット・清滝トンネルに、A.B.C-Zの塚田僚一とABCテレビの古川昌希アナウンサーが潜入! その先には、京都の知られざる重大なミステリーが眠っていた!
【動画】清滝トンネルのウワサの真相が明らかに? 付近のカフェ店主がテレビ初告白「30年近く前に……」
ボロボロに朽ちた“謎の切り株”を調査するため、京都の嵯峨野の山道にやってきた塚田と古川アナ。この山道は嵐山へ続くため、古川アナはここをかつて「列車が走っていた」と考え、謎の切り株を「嵐山から通る列車の架線柱の跡」と予想した。
その後、嵐山とは逆方面を調査した塚田と古川アナは、清滝トンネルを発見。清滝トンネルといえば、「白い服を着た女の人が歩いている」「車の窓ガラスに手形がつく」といったウワサがある、関西最恐ともいわれる“肝試しスポット”として有名だ。2人は、恐る恐るトンネルに入ったが、中は非常に明るく、怪奇現象が起きる気配がなくて一安心。車が通るにしては道幅が狭いため、かつてここを電車が通っていたと考えた。
京都のミニツアー「まいまい京都」の代表・以倉敬之さんによると、謎の切り株は、「昭和の初め、清滝を訪れる多くの人のために造られたものの一部」とのこと。以倉さんは塚田と古川アナに、「何が走っていたかだけじゃなくて、人々が何を求めてやってきたかまでわかってほしい」という。さらには、「冬は寒いんで用心してくださいね」という意味深長な言葉を残して、清滝トンネルの先にあるカフェ「あたごみせ 智楽庵」で謎解きの答え合わせをしようと提案した。
智楽庵へたどり着いた古川アナは、以倉さんの意味深長な言葉から、「火の用心」という言葉をひらめき、店内のストーブの薪に注目することに。そこから塚田と一緒に考えて、「人々は(薪の生産地)清滝へ電車に乗って薪を求めてやって来た。“切り株”は架線の柱の跡」と結論付けた。
塚田と古川アナの推理の結果は、100点満点中……微妙な30点! かつて山道を通っていたのは電車で、切り株は元架線柱で間違いない。30点の原因は、「人々がどういうものを求めてきたのか」が間違っていたからだ。
正解は、智楽庵の店内に貼られていた「火迺要慎(ひのようじん)」という札。智楽庵の先には、全国に約900社ある愛宕神社の総本宮が鎮座している。愛宕神社といえば、江戸時代から火伏の神として人々から信仰されており、火迺要慎の札を授与している。この札は、貼っておけば火事に遭わないと言い伝えられ、京都では飲食店の調理場のみならず、一般家庭の台所にも必ずと言っていいほど貼られている、非常に重要なものだった。
なお、塚田と古川アナの謎解きの様子は、情報番組『newsおかえり』(ABCテレビ)の人気コーナー「古川×塚田のなんでやねん!?」2月25日放送回で紹介された。『newsおかえり』は、毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中だ。
