TikTok2億6000万回再生突破PSYCHIC FEVER メジャーデビュー直後にタイへ…「正直なんで!?」現地での苦労を語る
7人組ダンス&ボーカルグループ・PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE(以下「PSYCHIC FEVER」)が、メジャーデビューした2022年当時の心境を赤裸々に語った。デビュー直後に活動の拠点地をタイに移した彼らは、慣れない土地で戸惑い、ある大きな壁にぶつかったという。
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PSYCHIC FEVERといえば、2024年にリリースした楽曲『Just Like Dat feat. JP THE WAVY』が、TikTokにて総再生回数が2億6000万回を突破したことで話題に。メンバーは全員、所属事務所・LDHが運営するダンススクール・EXPG STUDIOからの叩き上げだ。彼らは、厳しい下積みを経て2022年にメジャーデビューしてすぐに、活動の拠点をタイへ移し、再び約半年間の武者修行に挑んだ。
異国の地での修行に、メンバーが戸惑ったのは言うまでもない。当時の心境について渡邉廉は、「正直、『なんでタイ!?』って思いました」と素直に明かした。半田龍臣も、「『マジ!?』ってなりました。僕自身、お仕事で海外に行くことがそもそもなかったですし、『なんでタイなんだろう?』って率直に思いました」とコメント。WEESAも、「気づいたらタイいるわみたいな感じでした」と、笑いながら振り返った。
タイでの初ライブは、剣いわく「お客さんが迎えてくれて、ウェルカムで」「あのステージがなかったら、タイの半年は始まらなかった」という。しかし、その1ヶ月後のタイ最大級の音楽フェスで、PSYCHIC FEVERは大きな壁にぶつかった。JIMMYによると、「『コレ絶対にカッコイイ』と思ってやったやつがめちゃめちゃ滑った」「自分たちのパフォーマンスだけでスタジアムを沸かせてくださいってなったときに、力不足をすごく感じた」という。
自分たちがやりたいことと、タイの観客が求めていることのギャップから躓いてしまったPSYCHIC FEVER。そこで彼らは、現地のカルチャー全般を貪欲に吸収していった。いわく、「T-POPというものもあるんですけど、日本の流れもある気がしていて。昔のJ-POPのようなメロディもあって。カルチャーを知ってビックリしましたね」とのこと。彼らは、歌詞やMCに積極的にタイ語を取り入れ、セットリストを柔軟に変更し、次第に現地の人々の心をつかんでいった。
そんな中で、日本では経験しないトラブルが起きることも少なくなかった。中西椋雅いわく、「イベントに行ったらマイクがないとか全然ありましたし。曲が止まるとか。ステージが聞いていたサイズ感と全然違うとか。本当、行ってみないとわからないことがたくさんあった」のだとか。しかし、そういった困難にも努力を惜しまず柔軟に対応していったことで、7人は強くたくましく成長していった。
タイで大きな自信を手に入れたPSYCHIC FEVERは、2025年に新たな道を切り拓くべく、初めてのアメリカツアーへ挑む。なお、彼らを応援したくなるこの密着映像は、2月9日深夜に放送されたLDH所属アーティストたちの番組『Rising Sun ~後戻りはしないOne Way Road~』(ABCテレビ)で公開された。
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