父親は3人、娘のせいで恋人にフラれ… オタクなメガネ妖怪JK一家の家庭事情が複雑すぎる『妖はじ』第14話
メガネをかけたオタクな妖怪女子高生には、なんと父親が3人もいた! アニメ『妖怪学校の先生はじめました!』(ABCテレビ、以下『妖はじ』)第14話で、座敷童子の女子高生・座敷紅子(CV:鬼頭明里)の複雑すぎる家庭事情が明らかに。彼女の父親は3人とも人間で、その中の1人には、紅子が原因で恋人と別れた過去があり……!?
【動画】メガネっ娘妖怪JK、弱虫新米教師に頭を撫でられて愛の告白!? 2人の会話を、幼馴染の眼帯男子高生が盗み聞きしてしまい……。
アニメ『妖はじ』は、マンガ雑誌月刊「Gファンタジー」で連載11年目に突入した、同名人気コミックが原作(著:田中まい)。人間の新米教師・安倍晴明(CV:逢坂良太)と、妖怪だらけな「百鬼学園」の面々が繰り広げる、奇妙でにぎやかな学園コメディだ。
晴明の教え子・紅子は、いわゆるオタク女子。かつてはゲームにハマりすぎて家に引きこもっていたが、晴明のおかげで、今ではクラスメイトたちと楽しい学園生活を送っている。そんな紅子の家庭事情が、明らかになった。
紅子の実家は、「妖怪が出る宿」と人間に大人気の民宿で、経営者は松尾(CV:高塚智人)、虎竹(CV:小松昌平)、生梅(CV:宮地海人)の3人。彼らは紅子の父親で、全員人間だった! 3人は、もともと友人同士。中古で購入したボロ家を、民宿にするべくリフォームしていたところ、畳の下から紅子が突然生まれ、成り行きで彼女の育ての親になった。
人間と妖怪の共存は難しく、紅子が子どもの頃には事件が起きた。彼女が生まれる前から付き合っていた女性に、松尾がフラれたのだ。松尾いわく、「紅子のことを正直に言ったら、なんかヤベ~奴と思われちまってさ。そりゃ唐突に『妖怪の娘がいます』って言われたら引くわな」とのこと。この言葉を、物陰で偶然聞いてしまった紅子は、「あやうく妖怪を信じない奴が私の義理ママになるとこだった」「しょうがなかったんだ」と呟いたが、心の奥底では自分を責めた。
そんな辛い過去を持つ紅子だが、成長した彼女は強かった。「どうも私は悩むのは性に合わん。私はそこそこ気遣いもできるし、なかなかスタイルもよくて顔もかわいい」と、紅子は超ポジティブ発言! そして、「こんないい女が娘なんだ。私がいたことで失ったものより、私がいたことで得たものの方が多いに決まっている」と続けた。
やがて紅子は、「やっぱり私は自慢の娘だったと父さんたちに証明したい」という想いから、妖怪を信じない客をギャフンと言わせるために奮闘することに! 晴明やクラスメイトたちと一緒に、怪奇現象の“出血大サービス”で客を驚かせ、父親たちに「さっすが、俺たちの自慢の娘!」と褒められた。
家族思いな紅子に加えて、彼女と父親の親子愛に多くの視聴者が大感動。X上は、「紅子ちゃんお父さんたちにいいとこ見せられて本当良かったね」「紅子ちゃんとお父さんズの絆良かった!」「父3人と紅ちゃんの関係性と紅ちゃんの高い自己肯定感も好きだった!」「紅子&パパさんズの関係性好きなので今回見れたの嬉しい……彼女のあの自己肯定感の高さと優しさ、いっぱい愛情貰って育ったと解るから」といった声で盛り上がった。
なお、アニメ『妖はじ』は、ABCテレビにて毎週水曜深夜2時15分より放送中だ。