【関西アーティスト発掘プロジェクト】「大切な人の死を簡単に受け入れることはできない、それでも…」とっこのんかが曲の主人公に込めた想い
輝き始めたアーティストたちの音楽と言葉を聞く「GENSEKI」。
とっこのんか
新曲『君じゃないから』。この曲に込めた想いをとっこのんかが語った。
「人は亡くなると星になるとか、風になると聞いたことがあります。けれど、大切な人を亡くした当事者からすると星を見ても、風を感じても、その人とは思えないわけで、簡単に死を受け入れることはできないと思うのです。そんな想いを『君じゃないから』の歌詞に込めました。
人はいつかみんな死んでしまうもの。それは自分ではなくても大切な人だったり身近な人だったり、人生で一度は起きることです。その瞬間が訪れたとき、気持ちに少しでも寄り添える曲になれば、という想いを込めて作りました。」
曲の最後に『それでも心の隙間を埋めたのは綺麗な空だった』という歌詞がある。「大切な人の死を乗り越え、空を見たときに君を感じられるようになった」曲の主人公と同じように、とっこのんかの新曲『君じゃないから』に気持ちが救われる人もいるだろう。
「GENSEKI」(ABCテレビ 毎週月曜・深夜0時17分)