韓国の歌手で俳優のキム・ジェジュンが、親友で俳優のチェ・ジニョクの故郷で、あるものに一目惚れしてしまった！　ジェジュンのハートを射止めたものとは？　彼を想うジニョクの大奮闘とは？　離れていてもまるで一緒にいるみたいな、彼らの“2人きりの天空散歩”が素敵……！

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ある日ジェジュンのもとに、親友のジニョクの声が録音されたカセットテープが届いた。ジニョクがテープを送ってきた理由は、思い出が詰まった故郷である木浦を、ジェジュンに旅してもらいたいから。ジェジュンにはただの1人旅ではなく、音声メッセージを聴きながら旅してほしいという。

「僕達は似たような年齢でデビューをして、休むことなく頑張り続けてきただろ。リフレッシュする方法は何があるかなって悩んで、本当に君がリラックスして『休めたらいいな』って気持ちで（この旅を）企画してみたよ」と語るジニョク。さらに彼は、「今回の旅は、ひょっとすると男同士で照れくさいかもしれないけど、僕が君に木浦という場所を紹介したい。この気持ちが君に伝わることを願っている」とジェジュンに明かした。

木浦に到着したジェジュンは、美しい海を眺め、ジニョクの母校を訪れ、地元グルメを味わい、街を一望できる木浦海上ケーブルカーに乗ることに。そこでカセットテープを再生したジェジュンは、ジニョクの声色が普段と違って弱弱しいことに気づいた。やがてジニョクは、「最後の録音になるかもしれない……」と、なんだか不穏なことを言い出した。

実はジニョクは、超がつくほどの高所恐怖症にもかかわらず、ジェジュンにとっておきの絶景を紹介するために、自らケーブルカーに乗っていたのだ。そのためジニョクは、「僕、今すごく怖いんだ……」「今、冷や汗が止まらない……」「君に紹介しようと先に乗ったけど、正直…やるもんじゃなかった……」などとビクビク。

やがてジニョクは、「景色はすごくキレイだけど、でも下は見ないで。ただ遠くを眺めて」とジェジュンにアドバイスしたのち、「長く話せそうにないから、とりあえず切るね」と言い残して録音を終了。終始怯えているジニョクに、ジェジュンは吹き出した。

大好きな親友のために、1人で奮闘した健気なジニョク。そんな彼の分まで、ジェジュンはしっかり絶景を満喫した。この日はあいにく雨が降っていたが、ジェジュンは大満足。絶景に「一目惚れしてしまった」そうで、「僕がもしここ（木浦）に住んだら、頻繁には来なくても1ヶ月に1回？　必ず乗ると思う。季節ごとに雰囲気も違うだろうし」と語った。どうやら、ジェジュンはケーブルカーの魅力にハマり、ジニョクの想いは報われたようだ。

ジニョクの深い想いによって、終始旅を楽しめたジェジュン。離れていても、まるで一緒に行動しているような彼らの“2人旅”の模様は、12月13日深夜に放送された日韓共同制作の番組『あなたに届くように』(ABCテレビ)で紹介された。『あなたに届くように』は、“推薦者”が録音したオーディオガイドを元に、“旅行者”が推薦者と思い出を共有しながら旅をする番組だ。