「探偵!ナイトスクープ」幼い頃は越えられなかった 深くて切ない“息子の親父越え”を調査
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する娯楽番組ABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」。
竹山隆範探偵が調査した『「おやじ越え」をした瞬間は?』は、兵庫県の男性(61)から。最近、「おやじ越え」ってどういうことなのかな、と考えるようになった。私はもう還暦を越えているのだが、いまだに自分の「おやじ越え」に納得が出来ていない。若い頃に何度か、もう父親を越えたなと思ったことはあったが、時が経つにつれ、それが勘違いだったと気付いた。世間の人は、どんな瞬間に「おやじ越え」をしたと思うのだろうか? いろんな話を聞いてみたいので、力を貸して欲しい、というもの。
40歳の男性は「腕相撲で親父越え」を感じたと言うが、「嬉しいはずが、少し悲しい気持ちになりました」と複雑な心境を明かす。さらに、「最後まで目標であって欲しい」「越えちゃいけないでしょ」という人も。特に27歳の男性は、空手道場の館長で元全日本チャンピオンの父と「真剣勝負をしたことない。今だったら父親を越えてる自信があるので」と話す。そこで、依頼者と竹山探偵は「おやじ越えの瞬間を見てみたい」と、その場に立ち会うのだが…。「おやじ越え」という言葉に秘められた、深くて切ない意味合いを考えさせられる名作。
6日(金)よる11時17分放送の「探偵!ナイトスクープ」は他にも、永見大吾探偵が調査した『憧れのバスガールに恋をした!』、石田靖探偵の『10年間解けない数学の超難問』など、様々な依頼を解決した。