「バレンタインのチョコは愛の擬人化。愛は一個で十分だと思うの・・・」 気になる女性部下が、離婚が成立した課長にとった驚きの行動とは!?
テーブルの上には離婚届とチョコレートが置かれている。
「署名捺印していただければ、こちらで役所に出します。あなたに送る最後のチョコです。ハッピーバレンタイン」それは妻から島耕作(中尾明慶)への最後の贈り物だった。
「ハッピーね…」と、島は小さなため息をつきながら離婚届に判を押した。
会社では大量のチョコレートをもらった島だったが、後輩に「本命1個の方が俺は嬉しいな」と言われてしまう。「1個じゃ意味ないんだよ。俺はやけ食いしたいんだ」と、島は複雑な表情を浮かべた。
チョコレートが詰まった大きな紙袋を手に、帰路についていると背後から「課長!」と呼び止められる。部下の大町久美子(樋口日奈)だ。
大町は島が持つ紙袋の中身が、他の社員からもらったチョコレートであることを確認すると、橋の上でおもむろに紙袋をひっくり返し、中身を捨ててしまった。
「無茶苦茶なことするね!」と驚く島をよそに、大町は満足げな表情を浮かべる。
「バレンタインのチョコは愛の擬人化。愛は1個で十分だと私は思うの。それ以外の愛は要らないわ」そう言いながら、リボンのついた赤いハート型の箱を紙袋に入れ、島に手渡した。
「はい!新しい愛、入れておいたから」
「ハッピーバレンタイン、あなたはそう思わない?」
そうして大町に食事に誘われた島が、彼女を追いかけながらつぶやいた一言とは。
【出演】
中尾明慶
樋口日奈
中塚智
三輪晴香
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