【滋賀・逢坂山】百人一首にも登場する逢坂の関に想いを馳せながら波岡一喜が登る!【スカイA】
滋賀県大津市、琵琶湖の南側に位置する標高325mの逢坂山。古くから貴族や武将、文人たちが訪れたこの地は、万葉集や古今集にもその名を刻んでいます。逢坂という言葉は百人一首にも登場しており、歌枕の地としても有名です。逢坂山周辺は低山が連なり、縦走を楽しめる山としても人気。今回は逢坂山関址を起点に、北東の兜山から逢坂山への縦走ルートで向かいます。登山口には、JR大阪駅から京阪大谷駅まで電車で約45分。そこから徒歩35分ほどで登山口に到着します。山頂までの距離は約4.5㎞。今回は波岡一喜さんがチャレンジします。
手軽に縦走も楽しめる低山 。
山頂までの所要時間は約2時間です。
京阪大谷駅から5分ほど歩くと、国道沿いに記念碑が立つ逢坂山関址に到着。ここはかつて東海道・東山道・北陸道の3つの主要道路が集中し、都と東国・北国を結ぶ交通の要衝でした。実際の関所は記念碑から少し大津寄りの関寺付近にあったとされています。「これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」の歌で有名な蝉丸や、清少納言、三条右大臣が詠んだ百人一首の歌碑も見どころです。さらに30分ほど歩き、兜山登山口を目指します。
舗装された坂道を進み、兜山登山口へ。ここから本格的な登山がスタートです。登山口から10分ほど登ると、展望台のある桜広場に到着します。展望台からは琵琶湖を眺めることができますが、まだ琵琶湖の全貌を見渡すことはできず…。波岡さんも「まだ“琵琶湖”では無くて、“琵琶…”くらいかな」とひとこと。
「昔の人も歌を詠みながら登っていたんですかね」と思いを馳せながら歩き出すと、朱塗りの鳥居を発見。鳥居をくぐって進んでいくと、兜大神に到着します。様々な神を祀った石碑が無数に並び、神秘的な空気が漂っています。
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