「ポツンと一軒家」密林の中に築100年の家!77歳の夫と74歳の妻「元々は、この崖で・・・」
和歌山県の山奥、木々に覆われるようにポツンと建つ一軒家で暮らしていたのは70代のご夫婦! 不便ながらも“何もないからこそいい”と語る、山奥での暮らしぶりとは!?
10日(日)放送の「ポツンと一軒家」、和歌山県の深い山奥でポツンと一軒家を発見。衛星写真で確認しても周囲には山しかないような場所だ。山に囲まれるように家が並ぶ小さな集落へと向かい、衛星写真を確認してもらうことに。畑作業中の女性(77)に話を聞いてみると、「(山の)上で暮らしているお宅は一軒しかないです」と語りつつ、70代のご夫婦で農家を営んでいるという有力な情報に加えて、一軒家の案内役まで買って出てくれた。
車がうなりを上げるような急坂を過ぎ、車一台がギリギリ通れるような極細道をさらに上っていく。まるで密林の中を走っているような、とんでもない山道…その先で捜索隊が見たものは!
山の尾根近く、密林に囲まれるように建っていたのは、瓦屋根が新しい入母屋造りの立派な建物だ。かつては5軒の集落だったが、30年ほど前からポツンと一軒家になったというのはご主人(77)だ。
「築100年はゆうに建っています」というご主人の生家を案内してもらうと、奥さま(74)とともに出迎えてくれた。「お客さんは滅多に来ないから」と笑うご夫婦。捜索隊が驚いたのは縁側のすぐ前にある切り立った崖だ。現在は藪と竹林だが、かつては果樹を栽培する段々畑だったという。かつて通っていたという道へと捜索隊は下り立ってみるが・・・
現在は2キロほど離れた場所で300坪ほどの畑を借りて野菜を育てているのだという。
山奥の暮らしには不便が多いが、都会では決して体験することのできない、何もないことの魅力を語り、麓の集落へと「引っ越すつもりはない」と話すご夫婦。その理由に、都会に住む捜索隊も納得する。
ABCテレビ・テレビ朝日系列で「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時58分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。