大阪最南端の山奥に“ナスカの地上絵”&謎の壁を発見!? 実は壮大な国家プロジェクトが関わっていて…
大阪府の最南端に位置する岬町の山あいに、謎の壁が・・・。タレントの河合郁人と、ABCテレビの古川昌希アナウンサーが調査したところ、壮大な国家プロジェクトが関係していることが判明した……!
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岬町の山あいの道路沿いには、周囲の壁とは明らかに見た目が違う“仲間はずれの壁”がある。その壁は、高さが10メートル以上もあるコンクリート製だ。河合と古川アナは、これを高速道路の名残りと推測。「岬町~淡路島~徳島を繋ぐ高速道路計画を聞いた気がする」という古川アナの記憶から、2人は確信を持ってさらに調査を続けた。
予想が正しければ、壁の向こう側の山には道があるかもしれない。そこで壁の向こう側にやってきた河合と古川アナは、多目的公園「いきいきパークみさき」にたどり着き、そこで不思議な形の池を発見! 「上から見たら、これ飛行機っぽくない?」「飛行機の形をした池。これだけ広大な土地。それはもう滑走路でしょ!」と2人は大盛り上がり。やがて彼らは、謎の壁を「空港へ向かう利用客のための道」「空港施設の一部」と予想した。
歴史探訪プランナーの森なおみさんによると、謎の壁はいきいきパークみさきや謎の池、そして飛行機に関係しているとのこと。彼女いわく、「公園そのものと山の中にあった壁は、ある壮大な国家プロジェクトのために繋げられた」という。さらに森さんは、「その繋がりっていうのは、公園と壁で終わりじゃなくて、まだまだその先に繋がっていた」「“海のパーク”を探して海を見れば答えが見える」と、河合と古川アナにヒントを与えた。
“海のパーク”とは、海釣り公園「とっとパーク小島」のこと。桟橋の先は釣り場となっており、遠くに淡路島が見える。そのため古川アナは、「空港から高速道路が出て、あの(壁の)土台を使っていた」「(その道路が)淡路島や四国に向かって伸びていた」と推測。そこから河合と共に、謎の壁の正体は「(幻の)空港と淡路島を結ぶ、関西アクアライン計画の名残り」と結論付けた。
自信満々の河合と古川アナだったが、彼らの推理結果は100点満点中……なんと0点! そもそも、いきいきパークみさきに空港の建設計画はなかった。謎の壁に関係していたのは、実は「関空」こと関西国際空港! いきいきパークみさきは、関空建設の埋め立て用の土砂を採取した場所、釣り桟橋は土砂を専用の船で運ぶために使われたもの、そして山の中の謎の壁は、いきいきパークみさきから土砂を運ぶためのベルトコンベアの基礎だった。
自信満々で0点だったため、河合と古川アナはいつも以上にガッカリ。しかし、途中までの推理は順調だったことから、「あの池を平面から見て飛行機だってわかったの、すごくないですか?」と、ポジティブに振り返った。これにスタジオ一同は、「あれはビックリした!」「ナスカの地上絵みたいですね」「言われてみればたしかに!」と同意して盛り上がった。
なお、この様子は、情報番組『newsおかえり』の人気コーナー「古川×河合のなんでやねん!?」10月29日放送回で紹介された。『newsおかえり』は、毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中だ。