やがて専務、社長、会長へとのぼりつめていくスーパーサラリーマン島耕作の課長時代 第8話「口止め料を差し出された課長島耕作のつぶやき」
宇佐美専務(螢 雪次朗)と福田部長(山西惇)がインサイダー取引に手を染めようとしていたことを知るものは、島耕作(中尾明慶)を含め社内に誰もいなかった。
あるとき、宇佐美と福田が二人きりで話をしている部屋の横をたまたま通りがかった島耕作。人の気配を感じ取った福田部長に「誰や!誰かおるんか?」と気づかれてしまう。
島はとっさに身を隠し「どうする?逃げるか?」と逡巡するものの「俺は俺の直感を信じる」と、思い切って二人のいる部屋へ飛び込んだ。
「島、まさか今の話 聞いてたんか?」いぶかる二人に島は「いいえ、話の内容はまったく聞こえませんでした」と言い切る。
【動画】「なんや驚かせやがって」 ホッとする宇佐美常務と福田部長に毅然として迫る課長 島耕作
「ですが、お二人が何らかの不正を企んでいる」「そんな印象を私は受けました」「実際のところどうなんです?」島は二人を問い詰めた。
「勘の鋭いやつだ」「万事休すか!」自ら非を認めてしまう宇佐美専務に対し、部長の福田は「やつは漠然としたことしか言ってません」「勝手に追い詰められないでください」と憤る。「口を慎め!何も聞いてへんくせに何や!」福田部長は反対に島へ詰め寄る。
「確かに私は何も聞いていません」「では何故、あなた方お二人が何らかの不正を企んでいる、そんな印象を私は受けたのでしょう?」「納得のいくご説明を」一歩も引かない島だった。
「勢いだけで、中身は空っぽの追及です」と進言する福田に対し「いや、だとしても放っておくわけにはいかん」と宇佐美専務は島耕作に口止め料を渡そうとする。
「こんな汚い金は受け取りません」にべもなく口止め料の申し出を突っぱねた島耕作がつぶやいた一言とは。
【出演】
中尾明慶 螢 雪次朗 山西惇
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