京都・伏見桃山に“仲間はずれの駅”がある!? 「なんだコイツ!」河合郁人、古川昌希アナにツッコミまくり
タレントの河合郁人とABCテレビの古川昌希アナウンサーが、京都の伏見桃山エリアにある“仲間はずれの駅”の謎に迫った。彼らは、なんと出だしから判断を誤り、その後もミスを連発! しかも、古川アナが“関西人なら気づくべきポイント”をスルーしてしまい、2人はとんでもない事態に……!
【動画】「危な~っ!」「いろいろ偶然が重なったんですね!」 “仲間はずれの駅”誕生には驚きのエピソードがあった
伏見桃山エリアには、JR奈良線の「桃山駅」、近鉄京都線の「桃山御陵前駅」、京阪本線の「伏見桃山駅」の3駅がある。立地的に1駅だけ離れている桃山駅を“仲間はずれの駅”だと決めつけた河合と古川アナだが、彼らの予想は大はずれ! 地上にあるJR・桃山駅と京阪・伏見桃山駅に対して、1駅だけ高架にある近鉄・桃山御陵前駅が仲間はずれだった。
桃山御陵前駅が高架にある理由は、「明治天皇 伏見桃山陵」が関係している。鉄道ライターの伊原薫さんいわく、「近鉄(の桃山御陵前駅)ができるってなったときに、そこ(=伏見桃山陵)を通る人(参拝者)が多いので、地上に造るのはいけないってなった」とのこと。伊原さんの話によると、当時の近鉄は「(高架ではなく)下に下げよう(=地下に電車を走らせよう)と検討したんです。だけど、とある理由から高架になった」のだとか。河合と古川アナは、その理由を突き止めることになった。
河合と古川アナは、桃山御陵前駅近くにある商店街の看板の名前が、駅側と駅の反対側で違うことに目をつけ、「アーケード商店街の風情を残すために高架にした」と推測。しかし、「ここで(推理を)やめるとなんか安直な気がする」という理由から、2人はその後も周辺を調査した。その後彼らは、数年前に別件で訪れた陸軍工兵隊の拠点跡地へたどり着き、最終的に「陸軍の地下施設があったため、地下を掘れず(桃山御陵前駅はやむなく)高架(駅)になった」と結論づけた。
河合と古川アナの推理の結果は、100点満点中……まさかの0点! ちなみに、彼らが直前まで予想していた商店街も謎に全く関係なかった。本来は、調査したエリアの反対側にある「月桂冠大倉記念館」に来なければいけなかったと、2人は伊原さんから明かされた。
やがて一行が月桂冠大倉記念館にたどり着くと、古川アナは「伏見という土地柄に私はピンとこなければいけなかったですね……」「伏見は日本酒の名産地です」とポツリ。今さら正解に気付いた彼に河合は、「ごめん、俺(こういうこと)あんまり言わないけど、なんだコイツ!」「マ、マジでなんだコイツ!」と連続でツッコミ! 「お酒に使う地下水を汚さないために(近鉄は)地下鉄という手段はとれなかった」と、古川アナが正解にたどり着いた際も、河合は「マジでなんでそれ気付かなかったの!?」と笑うしかなかった。
なお、この様子は、情報番組『newsおかえり』の人気コーナー「古川×河合のなんでやねん!?」10月1日放送回で紹介された。『newsおかえり』は、毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中だ。