「ポツンと一軒家」クマ出没注意!岩手県の山奥に80歳夫と77歳妻が・・・豆腐小屋、機材庫、明治期の蔵!?

深い山奥にある美しい田畑と大自然の風景。そこに溶け込むようにあるがまま暮らす、ご夫婦の結婚58年のストーリーとは。

©️ABCテレビ

6日(日)放送の「ポツンと一軒家」は、岩手県、山の谷間を切り裂いたような横長に切り拓かれた土地でポツンと一軒家を発見! 綺麗に整備された畑がある敷地に、屋根がいくつも密集しているように見える。

水田が広がる最寄りの集落へと入っていく捜索隊。すると、道すがら、無人販売所で作業をする女性を発見し声をかけることに。ご夫婦で衛星写真を確認してもらうと、かつては3軒の集落だったそうだが、現在は「夫婦で暮らしている1軒しかないですね」とれっきとしたポツンと一軒家のようだ。集落から一軒家までは6キロほどと、かなりの距離があるそうで、「途中からは砂利道になりますよ」と丁寧に道を教えてくれた。

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集落を後にすると、辺り一面が木に覆われた山の中へとどんどんと入っていく捜索隊。
険しい山道で「クマ出没注意」の看板を目にした捜索隊は「確かに、クマがいつ出てきてもおかしくないような森のまっただ中です」と、いくら進んでも家があるようには見えない。その先、山が開けると、綺麗に整備された畑が目に飛び込んできた!

そんな深い山奥の地で捜索隊を笑顔で迎えてくれたのは80歳のご主人と、77歳の奥さま。家の周囲にはクマ除けが設置されているが、「長く暮らしているけど、クマを見たのは初めてのこと」と、ここ最近になってクマが出るようになったとか。

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ご先祖がこの地にやってきたのは明治初期の頃。山奥の土地を開墾し、稲作や林業、食用馬の畜産などを生業にしてきたのだという。「かつては3軒の集落でしたが、25年前からポツンと一軒家に」と笑うご夫婦。多くの建物があるが、かつて豆腐を作っていた頃の「豆腐小屋」やお風呂、畜産業をしていた頃のサイロや機材庫、さらには明治期に造られた蔵などがあるのだとか。

結婚生活は58年。長く山奥で暮らしてきたが、「主人は怒ることがないので、今まで暮らしてこれました」と奥さまはにっこりとほほ笑む。現在、畜産業は廃業したものの、仲良く畑の手入れをする、風景に溶け込んだ夫婦の暮らしぶりとは…。

ABCテレビ・テレビ朝日系列で「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時58分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。

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