9月9日（月）の『なるみ・岡村の過ぎるTV』は、男女問題研究家の先生を迎えて送る「ナニワ夫婦がぶっちゃけ過ぎる隠しごとランキング」が放送された。大阪は離婚率が全国2位とトップクラスで、1日50組が離婚しているという。そこで、番組はナニワ夫婦に何が起こっているのか徹底調査。今回は「隠しごと」をテーマに、約500人にインタビューを行った。

男女問題研究家・山崎世美子（せみこ）先生によると、「隠しごとがない夫婦は、この世に存在しません」ときっぱり。しかし、「隠しごと＝悪い」というイメージがあるものの、夫婦とはいえ「言ってもいいこと」と「言わなくてもいいこと」があるという。隠しごとを開示するかしないか、その伝え方やタイミングで夫婦の方向が大きく変わり、怒りや恨みが蓄積することで離婚に至るのだとか。そこで番組の調査をキッカケに、パートナーに言えていない隠しごとをカミングアウトしてもらうと…次々とヤバ過ぎる隠しごとが飛び出す結果に！

【動画】夫の隠しごと1位は「女性関係」、妻の1位は…？

夫の隠しごとで多いのが「お金の無駄遣い」。趣味やギャンブルにお金を使っていることを、妻には内緒にしているという。浪費は離婚の理由ランキングでも上位。しかし、せみこ先生によると、必ずしも夫が悪いわけではなく、浪費には妻に問題があるパターンもあるそう。というのも、夫婦で家計を管理することが多い海外に比べると、日本では妻が家計を管理しているケースが多く、夫はお小遣い制の家庭も多数。妻が財布の紐を締め過ぎてしまうと、反動で浪費に走ることがあるという。夫が限界に達する前に、家庭に合ったお金の使い方を話し合うべきだとせみこ先生はアドバイス。

妻の隠しごとでは、「夫への嫌がらせ」がランクイン。夫が体を洗うタオルで床掃除をしたり、歯ブラシで掃除して戻したり、布団を整えるついでに夫の枕を蹴ったり……と、なかなかエグい嫌がらせが暴露される。話を聞いてみると、家事のストレスや喧嘩が原因で夫に隠れて嫌がらせをする妻が多かった。しかし、エスカレートし過ぎると夫の人格まで否定するモラハラ妻になりかねないので注意を。令和の離婚理由には精神的虐待が上位にランクインするほどなので、ストレス発散で夫に隠れて嫌がらせをしていても、墓場までもっていく方がよいとのこと。

夫の隠しごとで最も多かったのは「女性関係」。「隠す隠さないの問題ではなく、そもそもNG」とせみこ先生も一刀両断。「男の浮気は言い訳が甘過ぎるからバレる。だけど、女の浮気はアリバイが完璧でバレにくい」という見解も。昨今ではマッチングアプリの普及で、女性の浮気率も上昇中。街角でのインタビューでは、夫の親友と浮気したと暴露する女性も！　

一方の妻の隠しごとで最も多いのは「SNSの裏アカウント」。10代〜20代の62%がSNS裏アカウントを保有していて、中でも旦那の愚痴アカウントが多いという。最近では「#旦那デスノート」がトレンド入りしたり、「キモイ」「テメー、前世虫だろ」など過激な投稿が続出…。先生によると、ストレスのはけ口としての活用はOKだが、夫にはバレないよう墓場まで持っていくように助言した。

生々しいナニワ夫婦の現状、そして妻たちの恐ろしい暴露の数々に、スタジオの岡村&吉本新喜劇のすっちーもたじたじ。なるみに「芸人の顔してへんで！」とツッコまれていたほど。「放送を見ながら、隠しごとを言えたらいいね」と、なるみがコメントしていたが、今回の放送が“明日からの円満な夫婦生活”のキッカケとなることを願うばかりである。