『Free!』シリーズといえば「俺はフリーとリレーしか泳がない」「見たことのない最高の景色、見せてやるよ!」etc…今見ても胸熱な名言まとめ
高校の男子水泳部の成長物語から始まったアニメ『Free!』シリーズは、令和の今見ても色褪せない名作! 2014年7月期に放送された同アニメの第2期『Free!-Eternal Summer-』は、七瀬遙(CV:島﨑信長)の高校生活最後の夏を描いたもの。将来に戸惑い、仲間たちとぶつかり、絆をさらに深めた、遙たちの名セリフも満載だ。
■1分未満でわかる! アニメ『Free!』とは?
『Free!』は、京都アニメーション制作のアニメシリーズ。2013年から現在までテレビアニメが3期、劇場版が特別編等を含めて7作制作された人気作だ。
テレビアニメ第2期『Free!-Eternal Summer-』の舞台は第1期の夏の大会から半年後、遙が高校3年生になった春からの物語だ。物語の中心人物は、岩鳶高校の七瀬遙(CV:島﨑信長)、橘真琴(CV:鈴木達央)、葉月渚(CV:代永翼)、竜ヶ崎怜(CV:平川大輔)、そしてライバル校・鮫柄学園の松岡凛(CV:宮野真守)、山崎宗介(CV:細谷佳正)。ここからは、遙、真琴、凛、宗介の名言を中心に厳選して紹介!
■七瀬遙 編
第3話「俺はフリーとリレーしか泳がない」
遙の名言といえば、「俺はフリーしか泳がない」。「アニメ流行語大賞2013」銅賞に選ばれたこのセリフには、フリー(自由形)かつ1人で泳ぐことにしか興味がない遙らしさが詰まっている。そんな遙の成長が感じられるのが、「俺はフリーとリレーしか泳がない」という言葉。彼のこの宣言に岩鳶水泳部員たちと同じく、視聴者も笑顔になること間違いなし!
【動画】さすが親友であり水泳部部長の真琴。話を聞かない超マイペースな遙に……!?
第9話「夢ってなんだ!? 将来ってなんだ!?」「俺には、そんなものはない!」
大勢のスカウトが見ている大会の途中で、泳ぐことをやめてしまった遙。「お前には夢ってもんがないのかよ!」と詰め寄ってきた凛に、遙が放ったのがこの言葉だ。このセリフのシーンは、普段は無口な遙が今までになく感情を爆発させ、第2期で1・2を争うほどシリアス。遙が1人で思い悩んでいることが、痛いほど伝わってくる。
【動画】大会直前、遙を悪夢のフラッシュバックが襲う。水中では最強のはずが……。
第12話「泳ぎたい。この場所でずっと、泳ぎ続けたい」
将来に悩む遙が、凛に連れられてやってきた競泳世界大会の会場プールで発した言葉。スタート台に立った遙の脳内には、大勢の歓声を浴びながら“Free!(自由)”に泳ぐ自分の姿が……! ようやく夢を見つけて笑顔を取り戻した遙に、目頭が熱くなる。
【動画】遙がようやく見つけた夢。空を自由に飛ぶ鳥に自分を重ね、世界の舞台へ!
■橘真琴 編
第6話「やっぱ水の中じゃ最強だね、ハルちゃん!」
遙との本気の水泳対決後に真琴が発したセリフであり、第1期第1話や第2期第6話の回想シーンにもあるセリフ。子どもの頃から遙との争い事を避けてきた真琴が、「ハルに勝つために泳ぐ」と、闘志を燃やす姿が熱い! 結局、真琴は全力を出しても遙に負けたが、その表情はどこか晴れやか。真琴の笑顔に切なくなった視聴者は多いだろう。
【動画】頬を伝うのは水か、涙か……。真琴の清々しい「負けた~!」に胸がギュッ
第11話「みんなハルが好きだから、大事に思っているから……なんでわからないんだよ!」
将来に向き合わない遙に、真琴が珍しく声を荒げて言ったセリフ。「良いわけないから、みんな言っているんだ。渚も怜も、凛も俺も!」「俺たちはハルに夢を、未来をちゃんと見つめてほしくて!」と真琴は続けたが、思いは遙に届かず……。初めて言い争う2人に、ハラハラさせられる。
【動画】珍しく感情的な真琴に遙も反発。やがて遙は、真琴のある言葉に動揺し……!?
■松岡凛 編
第1話「その冷めたツラ、俺が熱くしてやるよ」
「俺は記録なんてどうでもいい」と勝負前でもクールな遙に、凛が放った挑発的なセリフ。この言葉で遙の闘争心にも火が付き、2人は同着で大会新記録を叩き出した。波乱の第1期を経て良きライバル関係に戻った遙と凛に、グッとくる!
【動画】「なってんじゃねーか。熱くよ!」 勝負後の遙&凛のハイタッチも熱い!
第4話「もちろん夢は大切だ。けど、仲間と泳ぐことが俺にとっての力の源なんだ」
宗介から「お前は自分の夢とリレー、どっちが大事なんだ?」と問われて、凛が返した言葉。第1期で挫折を経て仲間と泳ぐことの喜びを取り戻し、第2期で「たとえ甘いって言われようが、俺はその両方を手に入れてみせる!」と語る凛に、成長を感じる。宗介からどんなに現実的なことを言われても夢を曲げない、まっすぐな凛がかっこよすぎる!
【動画】第1期では考えられなかった「仲間あっての俺なんだ」 凛の成長に感動!
第13話「お前らに見たことのない最高の景色、見せてやるよ!」
“見たことのない景色”は、シリーズを通してキーフレーズ。凛が、このセリフをドヤ顔で叫びながら遙たちに見せたのは、桜の花びらで埋め尽くされた鮫柄学園のプールだった! “桜のプール”は凛の夢であり、彼のために遙たちが第1話で用意するも泳ぐまでには至らなかったことでお馴染み。この“伏線回収”に驚き、凛が遙たちと楽しそうに泳ぐ姿に感動する。
【動画】第1話とリンクする“桜のプール” はしゃぐ男子高生たちの笑顔がまぶしい!
■山崎宗介 編
第4話「お前とリレーを泳げば、何かわかる気がするんだ」
宗介は個人主義で、凛はチーム主義。2人は親友だが、水泳への思いは小学生時代から正反対だ。そんな宗介が、凛にメドレーリレーをしたいと言い出した際のセリフがコレ。かつて交わした「言う事を何でも聞く約束」を持ち出し、「なんでか俺自身にもわかんねぇ。けど、俺は見つけたい。その何かを。それだけじゃだめか!?」と、いつになく必死な宗介に驚く。
【動画】宗介の必死の思いを受け止めた凛。かつての親友たちが夜のプールで真剣勝負!
第10話「なぁ、凛。俺たちにも見せてくれよ。見たことのない景色を」
1年前の遙たちのメドレーリレーは、凛だけでなく、肩の故障で絶望した宗介にも希望を与えていた。そんな希望のメドレーリレーを鮫柄学園の仲間たちと泳ぎたいと、宗介が凛に放ったのがこの言葉だ。事情を知って凛は涙ながらに宗介を止めたが、この言葉を受けて予定通りチームで泳ぐことに。鮫柄学園メドレーリレーメンバーが本当の意味で1つになったのは、この瞬間かもしれない。
【動画】キーフレーズ“見たことのない景色”を宗介も! この瞬間、凛の瞳から……!?
第11話「踏み出すんだよ、前へ!」
将来に向き合わない遙にぶつけた、宗介の熱い言葉。宗介は相変わらず遙に敵意を向け続けるが、凛のライバルだとは認めている様子。「お前と泳ぐことで、凛の可能性は引き出される。あいつにはお前が必要なんだよ!」「お前はすげぇ力を持ってんだ。なら、いつまでもグダグダしてんじゃねぇ!」などと遙を奮い立たせようとする宗介は、なんだか新鮮かも?
【動画】吹っ切れた宗介がかっこいい! 彼の熱い言葉を聞いても、遙は迷い続け……!?
■番外編「チャームポイントは○○筋!」「こうなったら、校内を全裸で……」
ある意味記憶に残る“迷言”にも注目! 第1話の部活動紹介シーンで、遙たちがそれぞれ発表した「チャームポイントは○○筋!」。考案したのは凛の妹で、岩鳶高校水泳部のマネージャー・江だ。第2話で渚が考えた新入部員ゲットの奇策「こうなったら、校内を全裸で走り回るしかないよ」「水泳部のCMソングを作ろう」という渚の発言も、ツッコミどころが満点だ。また、各次回予告は迷言の宝庫!? “アドリブ”も一部含まれているという次回予告も楽しんでほしい。
■あなたは名言をいくつ覚えていた? 令和の夏にアニメ『Free!』シリーズをイッキ見!
『Free!』は、全シーズン名言だらけ! 同アニメの第1期は、ABCテレビANiMAZiNG2!!!枠にて毎週土曜深夜2時30分から再放送中だ。なお、動画配信サービス・TVerでは、アニメ第1~3期を無料で見られる。