ギャラ2000円時代を経て『M-1グランプリ』2位に。元・吉本芸人に今の地位があるのは…

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漫才頂上決戦『M-1グランプリ2023』で準優勝した男性芸人が、人生のターニングポイントについて明かした。吉本興業を退所し、ギャラが「出ても2000円とか」程度だった極貧生活を経て、彼は『M-1』2位という実績をつかみとった。その背景には、知られざる彼の決意があった……!

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人生のターニングポイントについて語ったのは、お笑いコンビ・ヤーレンズの楢原真樹。NSC(吉本総合芸能学院)大阪28期生の楢原は、1期後輩の出井隼之介と2011年にコンビを結成し、2014年に吉本興業を退所した。退所して東京へ進出した理由は、「劇場に馴染めなかった」からで、「(出井と)2人で話し合って、わりと即決だった」と、楢原は当時を振り返った。

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しかし、ゼロから再出発しても、ヤーレンズの活動は順風満帆ではなかった。現在も所属するケイダッシュステージは、吉本興業と違って専用劇場がない。そのため、彼らは出演できるライブを自力で探すしかなかった。楢原によると当時のギャラは、「出るやつもあるし、出ないやつもある。出ても2000円とか」「(1ヵ月に)10万稼げるか稼げないかくらいのもん」とのこと。このライブ出演の積み重ねで、ヤーレンズは『M-1グランプリ2023』で準優勝し、活動の幅が広がって生活の質も上がった。

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楢原いわく、ヤーレンズの『M-1』での躍進はコロナ禍のおかげらしい。それまで彼らは、深い話を全くしてこなかったが、学生時代の部活動や初恋などから『M-1』への思いまで、さまざまなことをコロナ禍に語ったのだとか。互いへの理解を深めたことが功を奏したということで、「コロナのときに、そういう話を相方とちゃんとして、一枚岩になれたのがデカい」と楢原は明かした。さらに彼は、『M-1グランプリ2024』について、「絶対出る!」「(優勝の座を)もちろんとりにいく!」と意気込んだ。

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なお、楢原のこのエピソードは、海原やすよ ともこ司会のバラエティ番組『やすとものいたって真剣です』8月22日放送回で明らかになった。

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