「みじめだった」と泣けてきて… 19歳で『ポツンと一軒家』に嫁入り、20歳で出産。82歳女性の過去とは

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秋田県の豪雪地の山奥にポツンと佇む一軒家には、82歳の女性が1人で暮らしている。ここは、彼女の亡き夫の生家だ。女性はこの家に19歳で嫁ぎ、20歳で出産したという。嫁ぎ先の“ポツンと一軒家”での披露宴を回顧する際、彼女は「みじめだった」と語り……!?

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【動画】「急に(病状が)悪くなって、一晩で亡くなって」 82歳女性が『ポツンと一軒家』捜索隊に振舞った、亡き夫の好物とは?

82歳女性がポツンと一軒家に嫁いだのは、彼女が19歳の頃。結婚式の会場は、ポツンと一軒家の32畳もある広い和室だ。ここに両家の親族や仲人夫婦、友人らが集まり、披露宴はなんと2日かけて盛大に行われた。当時は周辺の道路が未舗装だったため、82歳女性は花嫁衣裳を着たまま、親戚たちと行列になって25分も歩いてポツンと一軒家に向かったという。衣裳を汚さないように、彼女は着物の下に“もんぺ”と長靴をはかざるを得なかった。

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82歳女性いわく、当時は「もんぺをはくときに泣けてきた」という。それは幸せからではなく、せっかく着飾ったのに、もんぺをはかなければいけなくて「みじめだった」からだ。「まさかここ(=夫の生家)まで歩くとは思わなかった」と、彼女はまるで昨日のことのように、結婚式の思い出を語ってくれた。

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「19歳なんて子どもみたいなもの」「成り行きって言えば悪いけど、そんな形でここ(=夫の生家)に来た」という82歳女性。それでも、明るく社交的な夫と笑い合い、2人の子どもに恵まれるなど、ポツンと一軒家での生活は決して彼女にとって悪いものではなかった。しかし、そんな夫は24年前に64歳で他界。82歳女性によると、当時は「帰ってこれるもんだと思って病院に行った。本当に急に(病状が)悪くなって、一晩で亡くなって帰って来た」そうだ。

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現在、82歳女性はポツンと一軒家と、息子が住む東京での2拠点生活を送っている。今の彼女の夢は、いつか息子とこの家で一緒に暮らすことだ。なお、82歳女性の驚きの人生や、彼女の穏やかな山暮らしの様子は、バラエティ番組『ポツンと一軒家』8月18日放送回で紹介された。

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