「熱闘甲子園」体重110キロを減量して“野獣ボディ”に! 聖カタリナ(愛媛)主将・河野嵐が涙 夏の甲子園後は「痩せたいです」

8月7日から開幕した「夏の甲子園(第106回全国高等学校野球選手権大会)」で、聖カタリナ(愛媛)は1点差で初戦突破できなかった。「愛媛の野獣」ことキャプテン・河野嵐選手は、同大会のために体重110キロの身体を絞り、最後まで勝利を諦めなかったが、涙を流した。

【動画】「俺が愛媛の野獣だ。目に焼き付けろ!」 9回2アウトで回ってきた打順。聖カタリナ4番バッター・河野嵐の気迫

夏の甲子園初出場の聖カタリナには、「超獰猛な野獣になれ」というスローガンがある。このスローガンの象徴的な人物が、キャプテンで4番バッターの3年生・河野嵐選手だ。河野選手は、愛媛大会で打率4割超え、チームトップ10打点を叩き出した“愛媛の野獣”。実は、1年前は体重が110キロあったが、夏の甲子園のために95キロに落としたという。「ライオンのように短時間で、強いチームをやっつける」と、河野選手は気合十分だった。

そんな河野選手率いる聖カタリナは、8月10日に行われた1回戦第3試合で、岡山学芸館(岡山)と対戦した。河野選手の初打席は、2回表ノーアウトランナー無しの場面。結果はショートゴロでアウトとなり、仲間たちも出塁できなかった。

その後、5回裏に河野選手の守備で隙が生じ、岡山学芸館に先制点を許してしまう。聖カタリナは、8回表に得点のチャンスを広げるも、結局0点のまま9回表を迎えた。差はたった1点。だが、この1点が大きい。2アウトで河野選手は、「俺が愛媛の野獣だ。目に焼き付けろ!」と言わんばかりに打席に立ったが、結果はセカンドゴロ。最後まで諦めず1塁にスライディングしたものの、アウトとなり、0対1で岡山学芸館に敗れた。

試合直後は涙を流した河野選手だが、宿舎では笑顔だった。それはきっと、“最高に楽しい場所”夏の甲子園で、最高の仲間たちと悔いなく野球ができたからだろう。ちなみに、「夏の甲子園が終わったからこそやりたいこと」について、河野選手は「痩せたいです」とコメント。目標体重は「77キロとか」と、仲間たちと笑いながら語ってくれた。

なお、“愛媛の野獣”聖カタリナ・河野嵐選手の挑戦は、8月10日に放送された「熱闘甲子園」で紹介された。

番組情報

熱闘甲子園
8月7日(水)〜決勝戦まで放送 ※変更の場合あり ※雨天等で全試合中止時は放送休止

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